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#DRCL midnight children 2 (愛蔵版コミックス)

#DRCL midnight children 2 (愛蔵版コミックス)

#DRCL midnight children 2 (愛蔵版コミックス)

作家
坂本眞一
出版社
集英社
発売日
2022-10-19
ISBN
9784087927719
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#DRCL midnight children 2 (愛蔵版コミックス) / 感想・レビュー

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ぐうぐう

ブラム・ストーカーの『ドラキュラ』は、日記や書簡で構成された小説である。坂本眞一は原作のそのスタイルを律儀に継承する。多くの場面は、ミナ・マリーの日記に書かれた場面として描かれる。面白いのは時々、日記を打つミナの後ろ姿がカットインされることだ。しかも、彼女が日記を綴るのに使っているタイプライターには、ハッシュ記号やエンターキーが存在する(過去に現代を混入させる手法は『イノサン』でも見られた)。今巻では、ある場面まで進んだところで日記を打つミナを登場させ、(つづく)

2022/11/06

Bo-he-mian

超絶画力で描く超解釈ドラキュラの2巻。まず、第1巻で気づかなかった事は、これは語り手(?)であるミナによって「改変」された物語だという事が徐々に明らかになっていく。語りによる騙りで受け手を翻弄する、というとロバート・エガースの傑作「ウィッチ」を即座に連想する。語り手が物語を中断させ「修整」するのは、ミルチョ・マンチェフスキーの「ダスト」もかくやというところだ。第1巻でキンシーが「テキサスの大富豪」と紹介されていたが、いくら原作ベースのキャラとはいえ、19世紀末の米南部で黒人が富裕層になるのは無理がある。

2023/01/23

miaou_u

1巻で、カバー下の恐怖の絵に叫びそうになったので、先ずは心してこの2巻のカバー下を覗いたのですが、あれ、今回は怖くない?怖くないけど、これは一体?という謎は最後に解ける。この謎に、言葉もない。。荒ぶる芸術的な美醜がこれでもかと眼前に迫り来る今巻、もうこのドラキュラ伯爵、MJに見えて仕方なかったのですが、坂本さんのTwitterにて海外のかたが『MJ?』とコメントなさっておられるのを目にして、思わずふふっと。そして、ヴァン・ヘルシング教授の大立ち回りに、何故か笑ってしまう。3巻、来春まで大人しく待ちます!

2022/10/27

つっきー

圧倒的な画力で読者を捻じ伏せるかのよう。学園の地下に運び込まれた不吉な謎の荷。どこからどこまでが現実なのか分からなくなる。耽美で幻想的な新解釈ドラキュラだ。

2022/12/12

毎日が日曜日

★★★

2022/10/23

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