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さよなら私たち (マーガレットコミックス)

さよなら私たち (マーガレットコミックス)

さよなら私たち (マーガレットコミックス)

作家
香魚子
出版社
集英社
発売日
2009-07-24
ISBN
9784088464282
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さよなら私たち (マーガレットコミックス) / 感想・レビュー

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ソラ

絵柄が好きな作家さん。この作品集はどれも一筋ではいかない話ばかりだなぁ。それがまたいい味が出てるのかも

2013/02/11

白玉

表紙の絵に惹かれて購入。でも、白黒絵だと物足りない感があったかな。短編が5つ。それぞれ違う味があって面白い。自分のお気に入りは『時をかけるまえに』とこのコミックスのタイトルにもなってる『さよなら私たち』。どちらも不思議な話だけど、読んだ後優しい気持ちになる。逆にファミレスの話は割とリアルなオチだったから一番印象に残ったかも。自分が幸せになるためなら何だってする、自分も同じ女ながら『女ってこわっ!(´Д` )』って思った。作者独特のビターでどこか不気味な感じは読者を選ぶけど、自分は好き。

2015/03/31

すみの

「失恋ファミリーレストラン」「Us,you and me」「さよなら私たち」・・・怖さ、恐さ、狡さ、臆病、暗さ、不誠実などいろいろ湧き出る感情がいっぱいで、いつもながらゾクッとする部分。「時をかけるまえに」・・・未来からきたステラが「大事なのは現在(いま)なんです」と、まさに「今でしょ!」ですが、十代の一日一日は二十代やそれ以外のものと比べて貴重だと思う。だから大事。

2013/12/09

幸音

再読。香魚子さんは原作から入った「伯爵と妖精」でその流れで表紙が好みすぎて購入した記憶が。「時をかけるまえに」珍しいSF。不思議な雰囲気。「おとうとくん」黒い。絵の黒の比率もだけど、中身も黒い。迫害されてる彼に歩み寄るところが意外だった。「失恋ファミリーレストラン」ある共通点でファミレスに集まった5人の女達。最後の最後で強かな女の子に持っていかれた。「Us,you and me」百合まではいかない女子同士のあれこれ。仲直りと成長が良い。「さよなら私たち」徐々に思い出すお互いの関係性。これが一番好き。

2012/10/21

Nao*

透明感のある綺麗な絵柄とどことなく暗い世界観が相俟って、人のリアルな醜さや怖さが描かれてるのに幻想的にさえ感じる。少女漫画特有のキラキラした甘い展開なんかは殆どなくて、静かな狂気みたいなものを感じて、読んでくうちに鳥肌立った…。

2014/06/06

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