こちら葛飾区亀有公園前派出所 34 (ジャンプコミックス)
こちら葛飾区亀有公園前派出所 34 (ジャンプコミックス) / 感想・レビュー
Y2K☮
85年刊行。禁煙の話が頭に残っている。最近はドラマなどで喫煙シーンがNGになっているらしいけど、何か違う気がする。強権を振りかざして「あるもの」を「ないもの」にするよりも、こうやって作品でユーモラスに警鐘を鳴らす方が健全だろう。「これから伸びるのはなつかしのおもちゃだ」という両さんの予言も興味深い。結局いつの時代も緩やかに形を変えて同じことを繰り返すのかなと。表題作にも世相を感じた。いまならほぼスマホで手配できるかも。巻末のあとがきは「ダーティペア」の高千穂遥。ウィキペディアによるとプロレスファンらしい。
2021/05/01
ツバメマン★こち亀読破中
両さんは部長から禁煙を厳命される。スキを見てタバコも買えないし、中川の手配で見張りも付けられた!静岡検査まで逃げてもタバコを買うことが出来ない!最後はその辺の葉っぱを紙に巻いて吸うが…。これがこち亀最後の喫煙シーンなのかな?大原部長が、風紀委員長に任命され“ある男”によって低迷する署の信頼度をアップすべく奮起するが、最後はまさかのオチ(笑)両さんは変わりませんな!…35巻へGO!
2021/04/25
Kei
受動喫煙。両津の旅行の幹事。何も新しい知識は得られなかった。残念。
2017/05/20
不自他
この巻の見どころは何と言っても煙草。大原部長が禁煙した後、両さんにも勧めてくる。大原部長は軽々と成功。両さんは禁断症状に苦しむ。以降こち亀から喫煙場面が消える。秋本先生による嫌煙コメント(版によっては無いらしい)が強烈。煙草との決別によって、初期こち亀が完全に終わった感があるかも(個人的に中期の始まりはもう少し後だけど)。風紀指導の話で、中川さん・麗子さんが正規の制服を着用しているのが地味に貴重。
ビスコ
煙草を扱った二話が、ギャグの皮を被って、問題提起をしていることに注目したい(後に感謝状が来たとか)。後の版では、作者からのメッセージがカットされているが、自分の読んだものはカットされていなかった。他にも、現代のコンピュータ依存のような社会や自動車を予見していたかのような話があったり、不良化を扱った話など、社会的なエピソードを、上手くギャグ漫画に変換している、と思う。 おもちゃの話はほとんど理解できない。当時30前後向けのネタということは、今60歳前後の人がわかるネタなんだから、理解できるわけがない。
2014/10/01
感想・レビューをもっと見る