せつないね (りぼんマスコットコミックス)
せつないね (りぼんマスコットコミックス) / 感想・レビュー
しの
パチンコ屋の娘・千絵は3歳年上の家出少年・恭ちゃんが気になる。でも恭ちゃんは実は彼女と駆け落ちして来ていて…。好きな人に好きな人がいる。切なさの極みである設定を、実際に千絵がやってはいけないことをしてしまったり、行動してから自分の気持ちに気づいたり、生々しく描いている。千絵というひとりの女の子が女性に近づく話。同時収録の『眠り姫にズレたKISS』も、昔振った男の子を好きになるという切ない設定だが、予想の裏切り方がうまい…。3話連載くらいで読みたかった。切ない表情の時の瞳のかけ網がすごい。
2017/06/09
mugi
恋のせつなさが伝わる作品でした。主人公は失恋をバネに幸せになってほしいな。
2014/09/22
みゃん
記憶に残っている。断片的だけど。続編書いたらみじめだねになっちゃうからやめておくってあとがきを読んだけど、暗い話を書かせたらリアリティがすごい作者。
入江
タイトルどおり「せつないね」なお話。居場所を彼女の両親に教えてしまったこと、嫉妬や考えの浅さでやってしまいがちな感じでいたたまれない。続編「みじめだね」を読んでみたい。
みるくたると
☆4
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