GALS 1 (りぼんマスコットコミックス)
GALS 1 (りぼんマスコットコミックス) / 感想・レビュー
しゅん
令和GALSの社会学に伴って全巻購入。援助交際やストーカーなど、ある意味わかりやすいトラブルが主人公・寿蘭の周囲で発生するのだけど、解決の仕方が強引すぎてビビる。殴打と説教でそんな変化するのかい!とはいえ、ここまで明確なギャル賛歌は、文学的ともいえる孤独を描いてきた少女漫画(同じ「りぼん」掲載の「こどものおもちゃ」も「ご近所物語」もそう)の文脈ではかなり新鮮だったろうな。男女を入れ替えるとほとんど「ろくでなしブルース」の世界だけど、女性の強さをレペゼンした本作はやっぱり際立つ。
2021/01/27
kenitirokikuti
藤井みほなの期間限定ツイッターから(弥生美術館の2019年4月からの展示「ニッポン制服百年史」参加の告知用らしい)。10年以上表立った活動がなかったそうで(確かに記憶にない)、むかしのりぼんっ子たちが湧いていた▲これも20年近く前なんだな。「援助交際」という言葉がカジュアルに飛び交い、チャラ男が未成年をホテルに誘うし、最近の堅苦しい風潮との差が激しい。まぁ、当時はフジの月9ドラマ黄金期だもんな。あとがき等に『踊る!大捜査線』や当時TVアニメやってた『こち亀』、それにアムラーといった単語が。
2019/03/23
honoka
★★★★★続編が連載開始という記事をみて懐かしくなって久しぶりに再読。ファッション、援交(…これは今も?)、男に貢がせるのがイイ女etc.当時の匂いを感じる作品。小学生の時に読んでたけど今読んでも笑えて面白いし、ギャル版の『水戸黄門』って感じでスカッとする。蘭と美由ももちろん好きだったけど地味な私は綾が一番好きだったなぁ。○○くんが綾に素っ気なくてハラハラしながら二人の恋を見守っていたことを思い出した。続編もいい意味で変わってなくて感動したし復習がてら再読していこうかな。
2019/11/09
かやま
作品は知ってるけど読んだことないなと思ったらりぼん卒業してすぐくらいの作品だった。25年くらい前のコギャルを主人公に描いたマンガ。この時点でコギャルブームは去ったと言われてたらしい。そうよな。この人のマンガは初めて読んだけど自分の中のりぼんのイメージを形成している内のひとりって感じの絵柄だった。
2024/06/10
のんの
いつか読もうと思ってた作品。実は、主人公が中学生かと思ってたんだけど、高校生だったのね。藤井作品の主人公らしいテンションの安定のテンションの高さの蘭。話が続くのも好きだけど、1話完結でも十分面白いな、というかその方が読みやすい?連載してるとき、蘭たちより年齢が低い状態で読んでたら、たぶん蘭達に憧れていただろうなぁと思った。
2021/11/24
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