民明書房大全 (ジャンプコミックス デラックス)
民明書房大全 (ジャンプコミックス デラックス) / 感想・レビュー
モリータ
『魁!男塾』でおなじみの民明書房のデータ本。あったらいいなと思ってたけど本当にあった。冒頭の「民明書房小史」によれば、1926年に大河内民明丸(1904年生まれ、存命)が神田で始めたらしい。
2016/11/05
hiro
1926年、大河内民明丸により創業された伝説的出版社、民明書房。しかしその洗練された書籍の数々はみな発行部数そのものがごく少数だったとされるため、現在古書店などを探しても滅多と見つかるものではない。本書はヴァラエティー豊かな民明書房の出版物をダイジェストながらも網羅しており、参考文献としてたいへんに重宝するものである。男子必携である。
長島芳明
民明書房が本気で存在していると思っていた少年時代を思い出した。いやあ、説得力ある内容で面白い。そこいらのトンデモ本より面白い。熱狂したくなる。
シネマクラブ
当時中学校の生徒総会で、先輩が図書委員に民明書房刊の本を入荷して欲しいと要望しておりました笑。今では笑い話も当時は妙な説得力であれが実在すると信じられていました。宮下先生もこれじゃいかんと思ったのか伝説の「呉竜府」を登場させる事になったと推察します。特撮ヒーローの中に人が入っていると知った後でも、受け入れてさらに好きになれる大人。本書もそんな人のために作られた、人生に役に立たない贅沢な一冊。
瀬谷
もっともらしい蘊蓄をとてつもなく真剣な顔で語る場面を、男塾読者の誰もが1つや2つは覚えているはず…。くだらなさが最高。民明書房のみならず関連出版社の引用も揃えており、大全の名に恥じない一冊。知的なパロディも多いので、本棚に置いてあるとそれっぽさを醸し出せるかもしれない(笑)
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