月下の一群 PART2 前編 (ぶーけコミックス)
月下の一群 PART2 前編 (ぶーけコミックス) / 感想・レビュー
瀧ながれ
再読。ヒロインの毬花嬢は、いくつも読んできた物語のなかでも、忘れがたい女性キャラクターの一人。しなやかに柔らかい、ぽややんとした不思議なうつくしさは、…まあ、近くにいたら面倒かもしれないけど、なかなか憧れるタイプであります。このPART2で毬花と一人の男(政親)を取り合うことになる佐原主子嬢は、毬花と正反対の、強引でシャープで陰がある人物。この著者はほんとに、こういう単なる当て馬ではすまないキャラクター造型が巧いよなあ。政親のことでぐるぐる悩む毬花さんが、かわいそうだけどかわいい前編です。
2016/07/18
龍國竣/リュウゴク
作者による初期の長編だが、年上に見える周囲と、幼く見られてしまう主人公という構図はすでに健在。感情の起伏が激しい主要人物の中、クールな主子が際立って見える。外車に菓子に、家のしきたり。真面目に描かれた作品。
2013/01/09
papakiti
登録忘れです。初期の作品も好きです。
2016/05/03
necoko19
再読
2016/08/14
saku88
再
2019/09/05
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