LA MASCHERA (ぶーけコミックス)
LA MASCHERA (ぶーけコミックス) / 感想・レビュー
ちぇしゃ
再読。愛と憎悪そして狂気に関する物語。父親の死の謎を知るために旅に出る娘と、家族の死を受け入れられない男と、連続殺人。二人の家族への想いと自分自身の中にある謎、殺された父と兄の死の謎、絡まり合う謎解きの物語。愛の形の話。恋愛、家族への愛、自分への愛、そして日本ではあまりなじみがないと思うのだけど、神への愛。それらの愛はやはり一歩間違うと凶器であり狂気につながる。La Maschera=仮面。ヴェネチアのカーニバルの仮面と、人間の外的側面(ペルソナ)のダブルミーニング。映画を観ているような錯覚に陥る作品
2017/07/18
papakiti
久しぶりに再読・・・その夜に吉野先生の訃報を聞きました。残念です。
2016/05/03
龍國竣/リュウゴク
イタリアと神に仕える者たち、そこに現れた一人の少女を軸として物語は展開する。作家の入江敦彦の原案を基にして作り上げられた中編。大きなコマの中に小さなコマを配置した頁が多い。登場人物の元気さによってあくまで吉野さんらしい作品に仕上がっている。
2013/03/13
慧
★★1/2
2009/08/16
瀧
★3.5
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