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えいえんのすむところ (クイーンズコミックス)

えいえんのすむところ (クイーンズコミックス)

えいえんのすむところ (クイーンズコミックス)

作家
榎本ナリコ
出版社
集英社
発売日
2006-06-19
ISBN
9784088653501
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えいえんのすむところ (クイーンズコミックス) / 感想・レビュー

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木佐

短編2作品収録。久々に帰省しふらりと行った母校で高校時代に好きだった男の子の幽霊に出会うお話「えいえんのすむところ」。好きな子に告白できなかった16歳の男の子が朝目が覚めると42歳のおじさんになっていて、息子までいた…という精神タイムスリップのお話「星の光はむかしのひかり」。主人公は基本的に考えすぎのネガティブさんで基本姿勢敵前逃亡でした。やってどうにかなるものではないとわかっていても、してしまいたくなる行動だと思うので、妙に共感を持ちました。そして結果首が締まっているお話に、ですよね……としょんぼり。

2012/03/10

クマリカ

表紙や裏表紙の美しい事 2つのお話でどちらも過去 高校の頃の恋の記憶が主題 この作家さんJK好きだよね 日本人は大概そのあたりの事美化しがちだけど なんでだろう? やはり日本社会の建前的息苦しさ 私的な価値観を表に出し居にくいそれ? 声を上げにくい相互監視 そういう社会に出る前の時間が懐かしいのかな でも実は学生時代からそれは始まってる気もするけど 表紙のとりこさん 主体性自己主張の薄そうな儚い感じ お相手がモラハラ男ぽくて なんでこいつと?と思う この作家さんがなぜ繰り返しJKを描くのか気になる

2024/03/08

未莱

不思議なお話二篇。端的に言ってしまうと幽霊ものとタイムスリップものなのですが、なんだかそうは言い切れない、不思議なお話。私は「星の光はむかしのひかり」のほうが好きです。あんなタイムスリップをしないように、日々をかみしめて生きていきたいものです。

2014/06/22

saki

こちらの榎本ナリコも好きです。こういう系の作品は一歩引いて世界を見ている印象があります。短編2作品ありますがどちらも「あたしなんかのどこが好きなの?」と言わせてるのが興味深いです。反町さんめちゃくちゃいい人じゃない…だからか。

2011/05/06

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