寿町美女御殿 3 (クイーンズコミックス)
寿町美女御殿 3 (クイーンズコミックス) / 感想・レビュー
ぐうぐう
いまや山下和美のライフワークと化した『不思議な少年』を読んでいても感じることだが、彼女の漫画には、どこか手塚治虫を想わせるところがある。『不思議な少年』では、そのテーマの深遠さや、時空を超えた人間を見つめるまなざしなどが、『火の鳥』を彷彿とさせる。そして『寿町美女御殿』においても、手塚漫画の匂いがそこかしこから漂ってくる。(つづく)
2010/07/29
あこさん
今巻は恋愛バトルが中心だった。怜→菅平→優子→忍のトライアングル恋愛模様が甘酸っぱい。そもそも「一番素敵な恋愛」なんてさ、他人が決めることじゃないけどねー。
2018/01/21
Yoko Yamaguchi
一気に三巻まで読了。一番いい恋愛をした人に遺産を譲る!と言う宣言に振り回されずとも、古今東西、年頃の男女が同居したら恋愛感情抜きでは始まらないのかも。夏目漱石のこころ、とか。今ならテラスハウスとか。
2014/10/16
まりもん
エリザベスの片思いのような切ない話と、ミドリさんとテイさんが結婚詐欺師を取り合うというネタなどもあった。 最後の彰造、優子、田丸、玲の4角関係を何とか動かしたいエリザベスによる無人島無理矢理生活の話もおもしろかった。
2011/05/26
Miss.W.Shadow
本当は美女でもなんでもない女たちの恋模様。青春を過ぎた彼女たちをあえて「美女」と呼ぶこの力強さ。年齢を重ねた女性への賛歌に満ちたコメディです。美しさって恋をすること。美しさって心の持ちよう。
2010/06/09
感想・レビューをもっと見る