さよならミニスカート 1 (りぼんマスコットコミックス)
さよならミニスカート 1 (りぼんマスコットコミックス) / 感想・レビュー
黎明卿(禍腐渦狂紳士タッキー)
【スカートは、あんたらみたいな男のために履いてんじゃねえよ(仁那)】第1巻。女子で唯一スラックスで登校する仁那。男に媚びず、誰も寄せ付けない孤高の狼のような彼女ですが、強さと脆さを併せ持つ魅力、またそうなった過去が壮絶過ぎて、本当に少女漫画のカテゴリーなのかと絶句。男子がやけに性欲旺盛な風に描かれていますが、その分、光のストイックさ、他の男子と違うというのがわかりやすくていいかも。仁那と光の関係、不穏なフラグが立ってて先の展開が心配。未玖の存在が若干ウザいけど、彼女にも過去に何かあったんだろうね。
2018/11/22
鷺@みんさー
かなりオススメの漫画。絵の可愛さやレーベルに先入観を持たずに読んで欲しい。主人公は握手会でファンに襲撃され、男の子の格好で高校に通う元アイドル。「可愛くなりたい」憧れと、「女を売りにするから男に襲われる」という社会的圧力。強かに「可愛さ」を売りにする少女たちに、主人公は真っ向からNOを突きつけたつもりでいたが、一人の少年との出会いがそれを変えていく。だが襲撃犯は未だ捕まっておらず、恐怖が間近に忍び寄ってくる。サスペンス仕立てで「アイドルとは」「少女とは」を問う骨太な内容は、多くの人に読んでもらいたい。
2018/12/11
すぱちゃん@水の中で泣いている人の涙に、気づけるような人になりたいんだ
ミニスカートアイドルpure clubのセンターをつとめていた雨宮花恋は握手会でファンから切り付けられ、今では引退して髪も切り神山仁那としてスラックスで高校に通ってる。男性に恐怖も感じている。柔道部でイケメンの光は仁那が花恋だと気がついた。光は妹が教師からセクハラを受けたこと、妹は花恋のファンなことを伝え、仁那に近づく。しかし、光が花恋に切り付けた犯人かもしれないことが示唆される。仁那は光のことは「私はこの人に殺されるのかも知れない。だけど、怖くなかった」と。私は男性なせいか、そこまでの気持ちは分からない
2019/08/09
あーさん☆転スラ·薬屋·本好き·魔導具師ダリヤ·天久鷹央·かくりよ·多聞くんと続々アニメ最高です!!(≧▽≦)
犯人どこじゃ(¯―¯٥)
2019/10/05
トラシショウ。
「あんたは自分の事も目の前の相手も・人間と思ってない」。読み友さんの感想から。ごく普通の公立高校にただ一人スカートではなくスラックスを履き、まるで男子生徒の様な出で立ちで通う神山仁那。半年前の「ある事件」から彼女がそうしている事を知った、柔道部には似つかわしくない優男の少年・堀内光との距離が縮まり始めた時、彼女の人生に再び嵐が巻き起こる。性差別や暴力、これに対する的外れな規制論、性に対する価値観に鋭く切り込んでいく、大変挑戦的な意欲作。作者の狙い通りに落着したら傑作になるかもしれない(以下コメ欄に余談)。
2018/11/29
感想・レビューをもっと見る