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賢い犬リリエンタール 4 (ジャンプコミックス)

賢い犬リリエンタール 4 (ジャンプコミックス)

賢い犬リリエンタール 4 (ジャンプコミックス)

作家
葦原大介
出版社
集英社
発売日
2010-08-04
ISBN
9784088700915
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賢い犬リリエンタール 4 (ジャンプコミックス) / 感想・レビュー

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流言

びっくりするほど中身が濃い。リリエンタールがごむぞうを直して欲しいと頼むシーンの吹き出しが震えていたり、魔女カナリーナが私室ではパーカーで寝そべってお菓子を食べていたりといったちょっとした描写が登場人物の日常生活まで想起させる。それはラスボスに関しても例外ではなく、怒濤の展開の中に『どうして彼がラスボスになってしまい、何故敗れたのか?』を納得のいく形でまとめあげている。そこへリリエンタールが『誰だって自分がいなくなるのは怖い。大好きな人に会えなくなるのだから』と彼を否定しないところにこの作品の魅力がある。

2014/09/04

白火

四巻で完結、打ち切りだったと聞くが小ぢんまりと纏まってて良かったと思う。リリエンタールは作られた命で、ちっぽけで愚直で真っ直ぐで、それでも確かに何かの切欠。劇的ではないけれど、変わるための「欠片」を一つ一つ、落としていくような話だと思った。あと、ワールドトリガーでは「厳しめの世界」を描いてると聞いててそれがいまいちピンと来なかったが、リリエンタールの世界に比べればそりゃああっちは「厳しめの世界」だよな。そしてうちゅうねこはやっぱり可愛かった。

2015/03/03

METHIE

何故か人語をしゃべり人の心に作用して不思議な現象を起こすリリエンタールと彼を弟して家族として任命された兄と妹とその周辺のお話。 ブルボン小林が評論していたのでいずれ読みたかったが作者がワールドトリガーでアニメ化されることになったので再販されたの買ってみた。 打ち切り作品とは思えないくらい綺麗に終わっていて感心した、その最大の理由としては兄妹をはじめとするキャラクターとリリエンタールの交流をきちんと描き、 それでいて全員がリリエンタールを救おうと努力して結果的にラスボスの心も救い出し、

2014/09/03

にゃーぷー

「いっしょにいられなくても、元気でいてほしいのです。」わっ、ばっ・・・バカ、泣かすんじゃねえよ。スーパーうちゅうねこさんの「拝命します。(ビシっ)」に魂をもっていかれました。過不足ない大変心地良いマンガでした!

2013/07/15

がいすと

ジャンプの紳士的な名著。 打ち切り作品であり、この巻には相当の加筆修正とエピローグがつくという事で、ファンは大いに待ち望んだ一本。 で、その内容が強烈に良かった。大団円。 知らない方はとりあえず、ここまでは読んで欲しい――などというありがちなセリフをハッキリ言える、名作ですぞ!

2011/05/12

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