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しょんぼり温泉 1 (ジャンプコミックス)

しょんぼり温泉 1 (ジャンプコミックス)

しょんぼり温泉 1 (ジャンプコミックス)

作家
小田扉
出版社
集英社
発売日
2010-12-29
ISBN
9784088701707
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しょんぼり温泉 1 (ジャンプコミックス) / 感想・レビュー

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saga

さびれた温泉街を何とかしようと考える中1女子。一家心中ならぬ町心中とは言い得て妙であり、復興策がまさに小田ワールドだ。まきちゃん、タカ坊ともに片親家庭だし、この温泉街の住民は皆すねに傷持つ人達というのが「しょんぼり」に相応しい。扉裏の焼きそばパックの中から指輪が出てくる絵は、本書を読了してから見ると微笑ましくて笑えてくる。

2013/10/19

イチイ

寂れた温泉地を舞台に主にしたオムニバスコメディ漫画。弛緩した街の、どこまでもズレたひとびとの笑えるのだがどこか物悲しい感じのする生活が描かれる。作者らしいテイストで、けして悪くはないのだがどうにも面白くない。舞台になっている温泉街に、町としての存在感がイマイチないからだろうか。

2020/09/08

yk

しょんぼり感がとても感じられるマンガ。なかなか難しいマンガかと思いますが、被害者が毎回同じ殺人事件の話とかすごい好きです。著者のセンスが感じられます。

2017/09/19

にがうり

こういう温泉街、ありそ〜。わが街のさびれっぷりに危機感を抱いて、小学生男子の子分たちを巻き込んでちょこちょこ町おこしを企てるまきちゃん。中1女子にしてはキャラの完成度高し。女子高生か女子大生の設定でよいのでは? と思いましたが、巻が進むごとにまきちゃんも成長してゆくのかしら? しょんぼり温泉の未来はまきちゃんの肩にかかってます。

2014/04/12

菊蔵

独特のズレが絶妙に入るのが小田漫画だと思うのだけれど、これにも生き生きと不思議な脱力コマが健在で読んでいてフッと肩の力が抜ける。それが心地よい。「ともお」よりもグッと人生の哀愁のようなものが詰まっている気がしたが、それでもただ暗いだけ、切ないだけに終わらず最後にそっと温かい気持ちにさせてくれるのですごい。次の巻が心待ち。

2011/03/31

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