銀魂-ぎんたま- 45 (ジャンプコミックス)
銀魂-ぎんたま- 45 (ジャンプコミックス) / 感想・レビュー
kanon
「一国傾城篇」―又は空知曰く「いつの間にか長編の話には~篇みたいに勝手に名称がつけられてます。なので今回は自分でつけたいと思います篇」―完結。歴代の長編の中でもトップを争う面白さだったと断言出来る。それは何故かと考えてみたところ、まあ、長さ的にはほぼ二巻分…と言うことで長いのだけれど、その中に色々なドラマがあったからだと。吉田松陽の意思を継ぐ弟子たち関係の話…つまりは何となく銀魂の「物語」が進んだ感じがして満足感がUPしたんだろうなあと思った。一気読みは当たり前。見廻組も結構重要なポジションになったなあ。
2014/03/02
王蠱
国盗り編完結。「先生によろしくな」真逆でありながら同じという銀さんと高杉の対比がしっとりと、墨の雨のように作品の空気を染めている。シリアス長編の中でもギャグ比率が異様に少ないがそれに違和感・不満を抱くことなどなく、むしろ「銀魂」という作品の本質をえぐり出して晒したような印象。「肩にフェアリー」はクソ笑ったがww
2012/07/09
だんぼ
改めて、銀さんという人の存在感の大きさを感じさせられたなという印象です。先生との約束のくだりが、せつないなと思いました。
2012/07/05
すい
まさか銀魂でこんなに泣けるとは……。シリアスパートでも結構上位にくるくらい泣けたお話だった。昔した小指の約束を果たす為、果たさせる為だけに時の政権である江戸城に挑む銀時一行。前から思っていたけれど、茂茂将軍はやる時にはやる男!普段は町民を思う優しさを見せ、いざという時は我が身をとして悪を廃除する。そして、爺やの想いを遂げさせてやる心配り。きっとこれからいい将軍になるだろうに……。それにしても銀時、格好いい。
2016/01/03
藤月はな(灯れ松明の火)
銀さん達、攘夷組に虚しさを残した辛い過去が明らかになる巻。大切な人を奪った張本人が覚えていないのは本当に酷いです。それでも松陽先生との約束を守ろうしたが果たせなかった銀さんが約束を新たに守るために限界まで挑む場面は祈らずにはいられませんでした。そして哀れなお笑い軍の主将的存在でもあった将軍様、男前です。土方さん、見廻組と一緒にされたくなくて瞳孔が完全に開いている描写に笑いました。最後の抱く思いは一緒なのに道を違えてしまった銀さんと高杉がすれ違う描写が切ないです。ラストはボロ泣きでした。
2012/07/28
感想・レビューをもっと見る