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テガミバチ 15 (ジャンプコミックス)

テガミバチ 15 (ジャンプコミックス)

テガミバチ 15 (ジャンプコミックス)

作家
浅田弘幸
出版社
集英社
発売日
2012-10-04
ISBN
9784088705248
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テガミバチ 15 (ジャンプコミックス) / 感想・レビュー

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エンブレムT

外側のピースから丁寧に丁寧に埋められてきた大きなパズル。すぐにでもどこかに収まりそうでいて、どこにも収まらずにずっと手元に残っていた一つの欠片。この巻で溢れ出てきた新しい情報は、全てがひとつの事実を示している。『ラグ・シーイングこそは、パズルの中央部分に収まるべき一つの欠片なのだ』と。・・・う~ん、凄い展開になってきたなぁ!琥珀色の瞳をもち、他人の「こころ」を深く感じとり「心弾」を操る泣き虫な少年。この基本設定が(あと、可愛い子ちゃん設定も・笑)、ここにきてこんなにも深い意味をもってくるとは!!

2014/01/15

kanon

物語の最期に向かっている。世界の真実を知ることが、この物語の最期なんだろう。それを暴くひとつの道具が、「人口太陽の光は、首都アカツキに入った人々の”こころ”」である、ということ。もうこれを知るだけでも、世界、アンダーグラウンドの上にたつ奴らが悪だということが分かる。理不尽というか、もうおかしい。ラグとラグのまわりについて色々な秘密が分かったりもした。絶望もしたと思う。でも、最終的にはこれからやるべき使命を得て、希望を持てたんじゃないかと思う。ラグと同じような境遇の子供を見つけること。面白くなってきたあっ!

2012/11/17

カッコー

母アヌの意志を受け、生まれ育った町キャンベルへ帰ってきたラグ。サブリナおばさんとの再会には涙。ラグ出生の秘密とアヌの正体とアカツキに連れて行かれた理由も明かされた。赤ちゃん出産のシーンで親子の愛情や絆を感じることができた。「瞬きの日」に生まれた5人を探すって冒険ものっぽい流れになりそう。

2013/11/09

玉響

ある日突然不確かになった自分という存在。僕は一体何者なのか。何の為にこの世に生を受けたのか。あまりの衝撃に見失いそうになった心はサブリナおばさんの言葉によって留まりました。他の誰でもない、僕という存在を認めてくれた彼女だったから。泣き虫なのは弱いからじゃない、誰よりも人の痛みが分かるから。誰よりも心優しいから。だからこそ、喜びが分かる。人の気持ちになれる。それは何ものにも変え難い強さだと思うから。果てしなく長い道のり。僕は愛されていた。その記憶があるだけで僕は前へ進んで行ける。待ってて、必ず辿り着くから。

2016/05/21

みか

ラグの出生の秘密編。何となく予想の付いていた展開だったけど、サブリナおばさんの人柄にじーんと来た。初出の強面からは想像も出来ない細やかぶり。おばさんのお話だけで気持ちが満たされた。上層部の人間が何ともぎすぎすした冷ややかさに包まれていたので、底辺と呼ばれる部分に生きる人のしたたかさに、世界の救いはこういうところにあるべきなんだよなぁと思うことしきり。ありきたりだけど、最良の落としどころでもある。

2012/12/08

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