八重の桜 3 (ジャンプコミックス)
八重の桜 3 (ジャンプコミックス) / 感想・レビュー
さらば火野正平・寺
最終巻。メインはもちろん会津の死闘。この漫画、アクションシーンがなかなか達者である。白虎隊の悲劇などもありながら、八重は戦う。家老・西郷頼母の家族の自刃はやはり切ない。とうとう松平容保も降伏。藩主の前で滔々と弁ずる八重。史実ではあるまい。死んだと思われた兄・覚馬が生きて新政府に仕えている事を知る。そして八重の離婚。先物取引で訴えられた川崎尚之助からはかつての輝きが失われている。ラストはなるほどである。興味深い明治の後半生は描かれないのが残念だが、12回連載と決まっていた為、仕方ない処理の様だ。
2018/04/09
どんぶり
もう涙なしでは見られない作品です。皆の生き様が格好いいと思う反面、悲し過ぎます。会津のためにと奔走する八重や尚之助、会津の人々。人の命はとても儚く脆い。でも戦っている間の人々の魂は熱く燃え盛り、花火のようで…。プライド、というか武士としての誇りを持ち戦う姿が、凄くこの時代を表していて心熱くなりました。時代物の醍醐味。尚之助さんとの別れも辛かったし、弟子の悌次郎の最期も悲し過ぎる。女子供の末路も酷すぎます。なんて時代なんだ。思い出すだけで涙が溢れてきます。読んでよかった。大事にします。
2014/02/16
exsoy
力強く幕末を駆け抜けた女性。まだ続くけど、マンガ的に見せ場がなくなるからしょうがないよね。
2013/12/26
海猫
一冊でまとまるか不安だったが中身が濃く堪能。たった3巻とは思えぬドラマチックな内容で最後まで読むと重厚さすら感じる。ドラマを見ていないので比較できないがコミカライズにとどまらす単品の漫画として良作。出来れば続編が読みたい。新島八重という人物や背景にも大いに興味が出てきた。また別の書籍にも手を出してみよう。
2014/01/21
みんさね
企画物だからこの巻で終了も仕方ないですね。続いてほしかった。大河も日曜で最終回か。
2013/12/12
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