武装錬金 1 (ジャンプコミックス)
武装錬金 1 (ジャンプコミックス) / 感想・レビュー
mitei
アニメ真っ赤な誓いで有名な本作だけど、設定も面白く読めた。斗貴子さん良いキャラだなぁ。
2016/04/02
流言
『臓物をブチ撒けろ!』のフレーズが印象的な王道バトル漫画。改めて読み返すとタイトルにも用いられる『錬金術』というキーワードがあまり活かされておらず、特徴の薄い能力バトルという印象もある。しかし、作者独特の機械的なホムンクルスのデザインセンスやバトル描写、そして何よりピーキーに突き抜けたパピヨンというキャラクターが強烈なインパクトを残す。本巻ではまだ顔を見せただけのパピヨンだが、彼がいかにしてこの作品を通じて蝶人パピヨンとして生まれ変わったのか、もう一人の主人公として何を生きたのか? に注目して再読したい。
2014/09/25
合縁奇縁
謎の怪物ホムンクルスに殺された武藤カズキは、謎の少女・斗貴子に錬金術の「核鉄」を与えられ生き返る。るろうに剣心とは真逆のギャグ満載で描かれています。バトルシーンが一番良いね
2019/12/10
ちゃむん
再読。最近のジャンプ漫画では珍しく全巻揃えたシリーズ。連載途中からハマって、連載終了後にアニメ化してブレイクしたときは1ファンとして凄く嬉しかった。短すぎず長すぎず、少年漫画らしい熱くてちょっとギャグが入った展開が今でも大好きです。ライナーノートも和月節炸裂です。
2013/07/21
マウリツィウス
和月伸宏による「錬金術」をガジェットとした特撮主題の少年漫画作品、清新さの点で非常に優れ、空想科学世界を巧みに参照した設定様式が話題を呼んだ一作。週刊少年誌という掲載ペースであることから連作断章の性質を追求、長編化とマンネリズムの相克を柔軟に調和した物語展開が魅力だった。踏襲と伝統、という漫画ジャンルの基本事項を押さえた性格からスタンダードな構成により明治剣客浪漫譚をある側面では乗り越えている。晦渋な複雑技巧展開やインフレーションの支配した膨張世界像とは一線を画した作調こそ「賢者の石」モチーフの具象化だ。
2013/05/23
感想・レビューをもっと見る