キャプテン翼ROAD TO 2002 2 (ヤングジャンプコミックス)
キャプテン翼ROAD TO 2002 2 (ヤングジャンプコミックス) / 感想・レビュー
Y2K☮
衝撃の展開。でもこの挫折がキャラクターに陰影を与え、感情移入を強める。冷笑文化と呼ばれる昨今のご時世では、順風満帆の万能ヒーローは好かれにくい。アメリカの某レスラーも「単純なヒーローでは人気が出ない。ヒール(悪役)っぽい立ち位置の方がいい」と話していた。でも翼は挫折してもめげないし、ぐれないし、ぶれない。ヒール系ベビーフェイスの日向や我が道を行く孤高の若林とは違う正統派のヒーローであり続ける。私は昔から若林ファンだが、今読むと翼の悔し涙にも共感する。真っ直ぐで何が悪い。己の決めた道は己の力で切り開くのみ。
2015/03/14
nakmas
サッカーは団体競技なので、 どんなにうまくても、チームにはまらなければ、 望むポジションは与えられないわね。 ここの視点がマスコミにも欠けてる、もしくはわかりやすく話題を作るために無視している。 その点への、高橋さんのアンチテーゼか?? 深読みすぎか。。。
2023/05/04
やいとや
いよいよ物語は本格稼働、というこの序盤での展開は驚いた。いやぁ、まさかキャプ翼にびっくりさせられる日が来るとは。翼は持ち前の才能でグイグイ頭角を表し、日向が挫折や苦難を味わう道が用意されているんだろう、と思っていたのが、バルセロナBチームからの出発。そうだよねー、翼にこの境遇を与えられるのはこのタイミングしかないよな、と感心する事しきり。正直翼は「笑顔のサッカーサイコパス」キャラで物語の主人公としての魅力は乏しいのだが、バルセロナの街を見下ろす公園で涙しながら叫ぶ姿は正に少年漫画の主人公だった。面白いぞ。
2024/05/22
佐藤リア
再読
2011/02/09
くま
★★★☆☆
2009/12/01
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