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ABARA (下) (ヤングジャンプコミックス)

ABARA (下) (ヤングジャンプコミックス)

ABARA (下) (ヤングジャンプコミックス)

作家
弐瓶勉
出版社
集英社
発売日
2006-05-19
ISBN
9784088770895
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ABARA (下) (ヤングジャンプコミックス) / 感想・レビュー

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G

再読。白奇居子との死闘を繰り広げる、ダークヒーロー「アバラ」完結。訳の分からない話だが、小学生が興奮して「ダーってなって、ガーってガンガンなる話!」みたいな感想。兎に角圧巻な筆致。1コマ1コマがもう真っ黒!気を抜くと食い潰されそうな話なので「さー読むぞ!」という気概が必要。読み切り「DIGIMORTAL」もアバラの補足(なのか?)という感じで面白い。ラストはまるで苦悩しながらゴッサムを見下ろすバットマンのようで、ダークヒーローの神髄を見た気がする。

2016/09/12

ヤギ郎

わからん、難しい。弐瓶勉作品を理解するところからはじまるんだろう。絵に関して、ただただ圧倒。初めて弐瓶さんの作品を読んでみたけど、世界のスケールが大きくて、すごいの一言。よくわからずとも次々とページをめくってしまう。この世界を文字に描いたらどんな感じになるんだろう。

2017/06/07

白義

とにかく絵の力に魅了されて言葉を喪っていたまま読了した。諸星大二郎推薦とのことだが、それも納得するくらい神話的なスケールのある暗黒SF漫画である。情報量過多+説明拒絶で分かりにくいように見えて、多分作者の中では完璧に辻褄が合っているにちがいない。あまりにも異様な世界観に戸惑ったが、きちんと読むとそこまで分かりにくくもないのだろう。予備知識はあまり仕入れず、一息に読んで翻弄されるのも、じっくり自分の中で符号を合わせながら読むのもいいだろう。ずば抜けた才能だ

2012/08/12

ゲンショウ

物語と云うよりは、その世界観を魅せる漫画です。作者の中ではその成り行きが整然としているのでしょう。それに対する説明は有りません。否、説明は要りません!‘考えるな…感じろ’です。

2009/01/07

645

下巻はより場面を切り貼りした様な構成が印象的。話・絵共に物語の過程・流れを見せるのではなく、極端に言えば始点と終点に重きを置いた演出の仕方がなされ全容の掴めなさを招いているのだと思う。結果というより恣意的に。“白奇居士”という存在を皮切りに古代企業第四紀連や検眼寮の成り立ち等其々の用語に関して多少の説明があり、この世界観の一端は理解出来た様な気がする。結末は人類滅亡のメタファーなのか…?台詞が少ないながらも駆動電次やタドホミのキャラは魅力的で久しぶりに読ませる“力”を感じる漫画だった。他作品も読みたい。

2014/03/20

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