イノサン 2 (ヤングジャンプコミックス)
イノサン 2 (ヤングジャンプコミックス) / 感想・レビュー
辺辺
積本崩し。しんどくても頑張ってみる。が、残酷な内容が内容なだけに、結構きつい。(汗)「自由と平等」を謳ってたフランス革命の闇。今でもあるにはある身分制度、世襲制度という矛盾。今だから語られるその華々しい裏にある生々しい闇な部分。人間誰も好きで「人殺し」になんかなりたくない。主人公が上げた切なる悲鳴に胸痛い。喜々として解剖したがる弟が怖いし、もっと恐ろしいのは独学で解剖していた妹。主人公と妹が処刑人稼業を終わらせるために戦う同士ではあるが。慈悲の心で処刑を行う彼に更なる過酷な試練が!八つ裂きは惨過ぎる。
2016/01/01
yoshida
2巻も圧倒的な画力。最初の処刑に狼狽え失敗したシャルル。解剖にたじろぐシャルル。しかし、父バチストが自分を世継ぎから廃するために、子作りするのを見てしまう。「死ね、シャルル我が眼前より消え失せよ」、「殺してやる」。シャルルは自分が5代目となり、世継ぎを残さず処刑人の家系を絶やす事を決意。処刑人として成長してゆく。シャルル家のマリー。ハプスブルグ家のマリーが交錯する。僅か2%の貴族階級と搾取される人々。革命前夜のパリ。面白い。
2014/08/30
くりり
綺麗な絵と裏腹に、惨忍さ、苦悩、嫌悪感が際立っている。結局、イスラムにしてもキリストにしても残酷の極み
2015/06/12
wata
私の苦手なグロさ(^^;。でも、この時代は処刑がひとつのエンターテイメントだったのかも。今の時代に生まれて良かった…
2015/05/05
capeta
父の名代として処刑人となったシャルル・アンリ。いろいろ吹っ切れた模様。妹のマリーは何をしでかすのか。次巻も楽しみ。
2018/09/06
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