バイオーグ・トリニティ 4 (ヤングジャンプコミックス)
バイオーグ・トリニティ 4 (ヤングジャンプコミックス) / 感想・レビュー
ゼロ
徐々に世界観を説明してくれる本巻。遂に「トリニティ」や「座標0」の解説が入り、彼らの状況を理解する手がかりを手に入れる。芙三歩の存在は、ヒロインと呼べるほど小さなものではなく、その存在を認識していた穂坂は、世界よりも一人の少女を守ることを決めた。謂わゆるセカイ系。藤井は、バク戦争のキーであるネクロマリアに好かれていた。謂わゆる恋愛。そこに極子ちゃんの不憫さや藤井の修行もあり、浦野が勢力として来るのだからイマイチ理解するのが難しくなってくる。松蔭は再登場の回数が多いが、良い駒として使われてる感じが強い。
2018/03/27
とら
何回か読んで”トリニティ”の設定をようやく理解した。なるほどと言うかいきなり凄いのぶっこんできたなと言うか…こんなもんいきなり話されても、カオスになるに決まってるだろう!…と思ったけれど、いざ理解してみたら勝手は違って、めちゃくちゃすっきりして、今までの展開も割と突然だったけれど整理されてきて、そして何よりこの先の展開が本当に気になってきたと言うこの事態。もう舞城×大暮コンビ最高だよ…!舞城のストーリー構成は今言った通り完璧だし、大暮さんの絵も最初っからキレッキレなんだよなあこれが!次巻が本当に楽しみ。
2014/06/21
眠る山猫屋
何度も寄り道しながら、ようやく正道に帰り着いた感じ? 進むべき道が見えてきて…。守るべきものはぶれていないけれど。
2014/06/27
虎師匠
積読消化。スピカ強襲をひとまず乗り越えた藤井(と穂坂)にバイオーグ首魁・ウラノスから切り出される意外な提案と、ネクロマリア、及び榎本芙三歩の真実。当初から提示されてきたトリニティ=藤井・芙三歩・穂坂と言う図式、意味合いが、ここに来て反転(ティーカップの比喩が秀逸)するのはなかなかの鮮やかさ。世界変質の真相が見えそうで見えないもどかしさと、恐らくはそんな世界の存亡のかかった戦いの中心人物がクラスメートと言う並の作家なら陳腐になりかねない設定の絶妙なバランス。このコンビにしか描けないな。(以下コメ欄にて。)
2014/10/31
ふかborn
相変わらずの超美麗な絵柄ですが、今巻は状況の把握が し易かった。戦闘シーンより日常シーンが多かったからかな?たまに出てくる、ベルウッドによる藤井くんをめぐるウラノスと9号の三角関係的考察には、あれ?大暮維人ってば、一部女子ソース喜び展開を描く作家さんだったかなぁと思ったのですが、これは舞城シナリオが影響しているのでしょうか…。しかし、チェスの駒に例えたらネクロマリア様はビショップなんだ…まだ、クイーンとキングがいるって伏線なのかなぁ。
2014/06/28
感想・レビューをもっと見る