嘘喰い 34 (ヤングジャンプコミックス)
嘘喰い 34 (ヤングジャンプコミックス) / 感想・レビュー
Norykid
梶vsフロイド・リー戦を描く。嘘喰いの後を追う素人、梶であるが、なかなか相手を出し抜くのは難しい。頭脳は十分。ただ相手の心理を見透かし手玉にとる嘘喰いのようには行かない。そこで梶が編み出したのは、素人なりの結論、肉を切らせて骨を断つ戦法だったわけだ。火中の栗を拾うのには代償が必要なのだ。デンジャラス矛盾勝負は、負け方次第で致命傷にもなる。矛には拳銃、日本刀、スタンガン。盾には鉄製、木製、ゴム製。どの矛に対してどの盾が防御可能か?単純には行かない3×3。これほど頭を使う漫画はない。初の老齢立会人は何者か?
2016/09/07
十六夜(いざよい)
三国の統一に動き出した貘陣営は、梶たちがショウドの砦陥落に向かう。だが砦奪取寸前に、ラロの協力者・フロイドが立ちはだかった。梶はフロイドと命を賭した賭郎勝負・矛盾遊戯を開始する。貘のいない状況で奮起する梶。こんなに恐ろしい"叩いて被って"があるだろうか。この持ち前のメンタルと頭脳が、貘に出会う前に開花していたら、あんな親に苦労する事もなかったろうに。
2021/07/14
紫雲寺 篝
「この勝負に勝って」「僕は」「貘さんに並ぶ」砦の攻略を続ける梶ら。そこに現れたのはラロ側の協力者、フロイド・リーだった。即座にフロイド・リーの思惑を理解した梶は、彼の思惑を退け、賭郎勝負を挑む事になる。賭郎から提案された競技は「矛盾遊戯」。その内容とは、ベットの勝者には矛、敗者には盾が割り当てられ攻防を行うという、誰もが知ってるあのゲーム。しかしその矛は当然のように殺傷能力が備わったもの。梶は敵を屠れるか……!?梶が頑張るパート。様々な思惑が動いているが、賭郎勝負は場が仕切られるから多少わかりやすい。
2019/08/12
sidebell(=^□-□^)ノシ←横鈴
梶鷹臣とフロイドリーの矛盾遊戯 矛(銃、刀、スタンガン)と盾(木、ゴム、鉄)を金で取り合い命を懸ける。梶は気が優しいから銃では殺せないとか、弾は鉄を貫通すると曲がるとか、いろいろ出し物(笑)が用意されてて秀逸の34巻ですた( ̄∀ ̄)b
2014/10/04
笠
☆☆☆☆☆ 再読。梶vsフロイドリーの矛盾遊戯。梶の毒親がらみの話は以前からあったが、やっぱりトラウマというか、いろんな意味で人格形成に影響してたんだなー。そんな過去を乗り越えて、獏にもマルコにも伽羅にも頼らず、純粋に一対一でラロの協力者を退けた。この勝負の梶は間違いなく今までで1番カッコよかった。
2018/02/12
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