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憂国のモリアーティ 1 (ジャンプコミックス)

憂国のモリアーティ 1 (ジャンプコミックス)

憂国のモリアーティ 1 (ジャンプコミックス)

作家
三好輝
竹内良輔
コナン=ドイル
出版社
集英社
発売日
2016-11-04
ISBN
9784088808574
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憂国のモリアーティ 1 (ジャンプコミックス) / 感想・レビュー

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徒花

シャーロック・ホームズのライバル、モリアーティ教授の子ども時代から描き、「犯罪界のナポレオン」と言わしめる存在になるまでを描く(だろう)スピンオフマンガ。表紙からわかるように少女マンガ寄せの絵柄で、当然のごとくモリアーティは美少年。テーマやコンセプトは悪くないんだけど、いまいち話の展開のスピード感に欠けるせいか、キャラクターを最初から出しすぎているせいか、単純に絵柄の好みの問題か、いまいちのめりこめない・・・

2019/01/13

星落秋風五丈原

皆が知っているあの場面から始まる倒叙式。英語題名はMoriarty The Patriot。正典では悪役ナンバーワンの彼が、なぜか愛国者であるという。その理由は彼の生い立ちで明かされる。モリアーティ兄弟が必殺仕事人みたいになって階級社会英国に挑む。まるでこちらが正義の味方のようなスタンス。「緋色の瞳」(緋色の研究)「グレープフルーツのパイ一つ」(オレンジの種五つ)「橋の上の踊り子」(踊る人形)かな?ちなみに元ネタとなったタイトルの話と中身とは関係なし。

2017/03/08

ブックマスター

かの有名なシャーロック・ホームズシリーズに悪役として登場するモリアーティ教授、彼の目線から描かれる物語。こういう悪役側の立場からみる話って、新鮮で面白いですね。まず発想が面白くてすごい。階級制度が定められているせいで、貧冨の差が生じて混沌としていた時代の背景があるからこそ、国を変えようとする主人公たちの気持ちに共感できる。正典のラストを知っているので、こちらのラストがどうなるのか今から気になります。各話のタイトルは正典にあったものを意識しているのかな?

2018/03/21

よっち

19世紀末大英帝国最盛期。この国に根付く階級制度に辟易するモリアーティ伯爵家家長子・アルバートが孤児院から引き取ったジェームズ兄弟との出会いによって壮大な計画が動き出す物語。シャーロック・ホームズの宿敵、モリアーティ教授をモチーフに、嫌悪する階級制度を打破するためには手段も選ばない彼らのありようが面白いですね。今後どんな方向に向かうのか楽しみな物語です。

2017/07/09

青蓮

ノラさんのオススメで手に取りました。本作の原案はコナン・ドイルですが実はシャーロック・ホームズシリーズは読んだことがないと言う……なので、先入観なく読めました。舞台は19世紀末、イギリス。強固な階級制度がある腐敗に満ちた世界を「浄化」しようと壮大な計画が動き出すーー物凄い面白かったです。続きが気になって仕方ないので次行きます。お兄ちゃん大好きなルイスが可愛い。

2019/03/26

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