寿命を買い取ってもらった。一年につき、一万円で。 2 (ジャンプコミックス)
寿命を買い取ってもらった。一年につき、一万円で。 2 (ジャンプコミックス) / 感想・レビュー
トラシショウ。
「もしも10年後にお互い売れ残っていたら、一緒になろう」。クスノキが子供の頃に他愛ない約束を交わした、誰よりも大切な相手・ヒメノとの再会。彼女が胸の底に何を秘めているのか知りつつ語らないミヤギ。変わらないものなんてないけれど、変わってはいけないものだってある筈。彼女が変わってしまったのだとしたら、それは俺のせいなのに。待ち受けていた予想外に冷ややかな(読者にとっては予想内の)結末に沈むクスノキの心を、ミヤギはとある場所へと連れて行く事で癒そうとする。巻末に描き下ろし番外編収録(以下コメ欄に余談)。
2017/07/16
レリナ
ミヤギとクスノキの関係性が変わりつつある。自分の過去を話したり、徐々に打ち解けてきた印象。クスノキの人生もあと僅か。人生について考え行動するも、何故か裏目に出てしまう。クスノキがヒメノと再会するも、彼女はクスノキのことを恨んでいて。中々上手くいかないクスノキの余生。彼に幸福は訪れるのだろうか。ミヤギの表情が和らいできていたので、一巻とはまた違う印象を受けた。次巻で最終巻とのことなので、どんな結末を迎えるのか、楽しみ。こういう不思議な雰囲気のある漫画っていいね。次巻に期待。
2017/07/13
香堂満月
簡潔に、3巻を待ちますか。
2017/07/09
なぎ
最後の番外編が思った以上に深い。余生の価値がある人は、まず寿命を売らない。そういうことだよね。そう思うと、番外編の彼はやっぱり余生に価値があることを約束されていた。本編はヒメノの恨みに主人公が気付かされ、急展開。ここからはミヤギと、2人だけの物語。最終巻、楽しみにしてます。
2017/07/06
あさ
Kindle。クスノキの過去を繋ぎ止める錨のようなヒメノとの話。変化していくミヤギとの関係が淡い感じで描かれる。番外編はほっとするね。
2017/12/24
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