逃げ上手の若君 7 (ジャンプコミックス)
逃げ上手の若君 7 (ジャンプコミックス) / 感想・レビュー
雪紫
「ライバルがずっとオッサンなただ1つの少年漫画」(まあ時代が時代だし)いや、この巻じゃ出番少ないけどそのオッサンの貞宗推してるんだけど。「変態の思い出ばっか!!」うん、松井先生だし。後変顔の思い出ばっか!!(・・・とりあえずゲンバよ、それを現代日本でも変態というのだ)。尊氏の化け物ばかりに目が行くけど他のもなかなかの化け物だぞ!時行の無念もそうだけど、彼の改心も良いシーンで(だからこそ辛さが引き立つ)変態以外の松井先生の画力の向上もやばい。さあ、迎え戦へ。のっけから危機だがな!
2022/08/12
ネギっ子gen
京周辺で評判は散々で、特に武士達が不満だらけで、「帝は無駄に能力が高すぎる。だから凡人や無能の気持ちがわからないし、全部一人で決めたがる。せめて一人、帝と民の両方を理解できる賢臣がいれば、帝は真の英雄になれていただろう」と言われている後醍醐天皇。その帝の暗殺計画を時行たちは知らされるが、帝殺しはシャレにならない大罪。西園寺公なぞは、「もともと鎌倉は今の帝を正式な即位を認めておらぬ。偽の帝を亡き者にしても大逆には当たらん」と言い放つが、軍師・吹雪は「帝殺しは最大の悪手」と――。あの軍神・楠木正成に邂逅! ⇒
2022/09/24
こら
今話題のおっさんがやたらカッコいい少年漫画最新刊!そして、ついについに大楠公こと楠木正成登場!これは前巻以上の大波乱の予感ッ!ドリームチームが揃った所で、物語は遂に中先代の乱へ…でも、最初捨てキャラの外道と思っていた瘴奸の葛藤をこんなに描かれると、胸がキュッとなる。フラグ立っちゃってるけど、女の子との約束絶対守って欲しいよ、優しい地頭様…
2022/08/24
だまし売りNo
楠木正成はせこせこしている。戦前の英雄、軍神イメージは古い。昭和の精神論根性論的な英雄イメージとは真逆のキャラクターが清々しい。南朝の公家達よりも、敵に評価される武将である。足利尊氏は無自覚な怪物である。これは垣根涼介『極楽征夷大将軍』と重なる。
2023/09/09
辺辺
軍師・楠木正成と出会い、逃げの極意を学ぶ時行。尊氏の恐ろしさよ。しかも時行の顔すりゃ覚えてない、憤りと悔しさを噛みしめる時行。暗殺に失敗したものの、いよいよ中先代の乱の始まり。
2024/03/19
感想・レビューをもっと見る