オリンピア・キュクロス 1 (ヤングジャンプコミックス)
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オリンピア・キュクロス 1 (ヤングジャンプコミックス) / 感想・レビュー
鱒子
友人本。1964年 オリンピック熱真っ只中の東京にタムスリップしてきた ギリシャ人のデメトリオスーーテルマエロマエ?かと思うようなデジャヴたっぷりなコミック。でも、そこはヤマザキさん、いろいろな小ネタに爆笑です(*^ω^*) このままオリンピックの年まで連載引っ張るのかな?そこは作者の力量次第!頑張って。
2018/07/27
ネギっ子gen
天邪鬼の小生ですから、五輪開会式は拒絶。本棚奥の本書を読む。紀元前400年。古代ギリシャの青年デメトリオスは、壺絵師見習いの、臆病な“草食系オタク”。村の争いに巻き込まれ、なぜか、”1964年オリンピックに沸く東京”に。スタディオンの大観衆の声援の下、アベベや円谷が走り、デメトリオスも素っ裸で参戦。「テルマエ・ロマエ」のオリンピック・バージョン、アペテ(開始)! 巻末コラムの「壺とオリンピックと私」が、読み応えあり。裏表紙では、三波春夫が「東京五輪音頭」を朗々と。今度は、『AKIRA』を読みたくなった!⇒
2021/07/24
アーちゃん
情報番組で紹介され、台風がくるという中、天気が小康状態の時に速攻で買ってきた一冊。「テルマエ・ロマエ」をギリシャ人にしたオリンピックバージョンです(きっぱり)。これは読む人のツボにはまるかハマらないかで評価が完全に分かれるのではないでしょうか。私は舞台が昭和で小ネタ満載の本作が大好き。テルマエ・ロマエ同様本棚を飾るマンガとなりました。あとはどれだけ続くかがやや不安ですが、そこは実力のあるヤマザキマリさん、次巻も期待しております。
2018/07/28
momogaga
タイムスリップ物には惹きつけられます。古代ギリシャの時代と1964年の東京を行き来する主人公。学ぶ事の多いお話しです。
2024/10/12
Roko
戦争をする代わりに競技会を行うというのがオリンピックの起源ですけど、結局は強いものが勝つという構図は変わらないのです。努力を重ね、速く走れるようになったり、技をたくさん覚えたりというところを称賛されるのでは、スポーツも戦争も変わりないじゃないかと、古代ギリシャ時代「壺絵師見習い」の青年デメトリオスは考えたのです。 それよりも、日本で見た町内の運動会のパン食い競争のような、楽しい要素があるものの方に心惹かれていく、デメトリオスなのです。
2023/03/14
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