エロスの種子 6 (ヤングジャンプコミックス)
エロスの種子 6 (ヤングジャンプコミックス) / 感想・レビュー
あさひ.a
圧倒された。一冊丸ごと、泡姫マキの物語。悲惨な境遇でありながら真に汚れることもなく、凛とした強さとしたたかさを持ち、艶やかに美しい。彼女を踏み躙る存在がある一方で、彼女を真剣に愛する存在もいて。彼女自身も愛することを知っているから、どんなことがあっても、折れて朽ちることがない。彼女のその輝きに魅了される一方で、彼女に付きまとう孤独の痛ましさが胸に迫る。どうしても残される者だからこその、ラストの車の後部座席での一コマの語りかけが凄かった。おまけとして、才能と才能がぶつかると相乗効果すげぇんだなって思った。
2022/07/09
さくりや
満喫にて。予想よりR-18な内容でお姉さんびっくりだよ。近代から現代を舞台にした、道ならぬ恋?の物語。オムニバス形式かと思いきや長編があったり、登場人物たちに繋がりがあったりする。日本画家さんの倒錯した芸術性とかタガが外れたように殺人を重ねちゃうところとかはかなり好きな系統だった。若者たちの恋愛模様はうーん、物語としては完成していて好きなんだが共感はできないな。近代日本の空気感が楽しめるのが良い。谷崎潤一郎の小説が好きな人は好きそう!
2022/06/08
山猫
うーん、ありがちな話。カンパネラのママのモデルはナジャさんかしらん?
2022/06/03
ざるめ
今回は一冊まるまる泡姫マキちゃんの話だ(*゚Д゚*)マキちゃん格好い~(*>∀<*)でも胸が痛くて涙が出ちゃう(ノ_・、)マキちゃんの他にも岸さんや檜山、スナックのママ等々魅力的な人達がたくさん登場♪桜木さんの詩からこんな凄い世界が生まれるのね(^^)おまけも大好き!
2022/05/22
スリカータ
電子書籍にて。普段あまり漫画を読まない自分が久々にハマった。大好きな桜木紫乃さんのエッセンスが盛り込まれている。綺麗な作画、主人公の生き様、それを囲む任侠人たちがとても良い。映画化されても良さそうだけど、現代の役者さんで演じられる人が浮かばない。主人公マキは昭和の映画、かたせ梨乃さん主役の「肉体の門」を彷彿とさせた。
2023/01/27
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