花は咲く、修羅の如く 2 (ヤングジャンプコミックス)
花は咲く、修羅の如く 2 (ヤングジャンプコミックス) / 感想・レビュー
ポップノア♪@読書停滞中
コンテストで朗読する課題図書をめぐって悩む花奈(はな)。好きな本にするか、自分に適した本にするか⋅⋅⋅。性格が正反対の杏とは対立してしまうけど、それでも彼女と友達になりたいと願う花奈は昭和の朝ドラ風ヒロインです。物語の中にさらっと宣伝入ってたけど、武田さんの「青い春を数えて」は本当に課題図書になっててもおかしくないですね。そしてそれを少しずつ楽しもうと思ってたのに一気読みしてしまう花奈が可愛い。涙ぐんだりベッドでゴロゴロしながら読んでる描写も◎。読み終えて「この本、好きだ」と言わせる展開、憎いなぁ(笑)
2022/05/20
なっぱaaua
武田綾乃氏初漫画原作の第二巻。NHK放送コンテストに挑む春山花奈。課題図書がなかなか決められない中、勝つことに拘る夏江杏とぶつかってしまう。夏江が勝ちに拘るのは中学の同級生に負けたから。その同級生に花奈が似ているからって、夏江の態度はいただけませんが。まぁそれも高校あるあるなのかもね。もし学生の頃に戻れれば、放送はちゃんとやってみたかった事の一つ。何で中高時代スポーツする事に拘っちゃったんだろうと今更ながら思う。人生ガラッと変わっていたかもしれません。最後に二人が少し近づけたようで何よりです。
2022/06/11
本木英朗
NHK杯全国高校放送コンテスト、通称Nコンに向けて自身が読む課題図書を決めなければいけない花奈。先輩たちのアドバイスを受けながら、自分を 好き という気持ちに素直に決めることにしたが、勝つことを重視する杏と対立してしまう。それでも 好き という気持ちを大切にしたい花奈は、杏に認められるように猛練習を重ねる――という2巻である。その他にも、整井という2年の女性ほかも出てきて、やっぱり面白いかな、うん。引き続き3巻にgo!だぜ。
2023/01/01
コリエル
すごいな杏。勝利だけがこの渇きを潤してくれるって、どんな高一よ。この性格だったらもっとメジャーな部活動を選んでそこで輝くことを望みそうな気もするのだが、放送を選んだきっかけのエピソードが気になってくるな。変身の朗読シーンなど、相変わらず読みの演出を色々凝ってあるのが良い。あと整井先輩が古典文学フェチで良かった。
2022/05/18
チューリップ
Nコンの課題図書選びで苦戦する花奈。夏江さんとも仲良くしたいと思って話しかけたりするけれど簡単には距離は縮まらない。クラスでまだ親しい子いなそうな感じだったけどガッコ行事を通して友達出来たみたいなのは良かったなと思った。課題図書、自分の好きなものを選ぶか勝つ為に自分の声と合ったものを選ぶかってどっちも間違ってないと思うから自分の思う通りに選べばいいような気がした。更級日記読んだ事なかったけれど先輩の解説読んでいたら面白そうだなと思った。
2023/12/26
感想・レビューをもっと見る