百木田家の古書暮らし 3 (ヤングジャンプコミックス)
百木田家の古書暮らし 3 (ヤングジャンプコミックス) / 感想・レビュー
本木英朗
古書の街・神保町で暮らす三姉妹。それぞれの恋愛模様に変化あり。画家・普世久講の日記を探す二実と梓沢。なかなか見えてこない梓沢の人物像に二実は興味を持ちながら自分と葛藤する日々。日記を探す梓沢の本当の目的とは――という3巻である。本当に超面白いのよね、この三姉妹。長女・一果や三女・三稔の方でもそれぞれの恋愛があったりもして、とにかく4巻に進むしかないってば! ……ではでは、また!
2023/06/29
阿部義彦
出たばかりのホヤホヤです。画家普世久講の日記を探すために、三姉妹の家を訪れる梓澤。相変わらず本心の見えない梓澤の態度にイライラして辛く当たる、二実ではあるが。この三姉妹いづれも両思いには程遠い所か、複雑に入り組んで出口の見えない、恋愛ゲームの真っ最中。モヤモヤした読後感だけが残ります。誰も彼も真実と向き合うのは辛いもの。次巻の展開を待ちます!
2023/05/24
ぐうぐう
さらりとした感触が本作の好感であり、読みどころだ。古書店を舞台としていながらも『金魚屋古書店』のように稀覯本がテーマではない(梓沢が古い日記を探しているものの、それは物語の中心ではないのだ)。神田古本まつりが実にあっさりと描かれていることからも、本作が古書以外のものを描こうとしていることがわかる。描こうとしているものは三姉妹の感情なのだろうけれど、それですらも必要以上に煽ることがない。さらりとしている。なのに読ませる本作は、冬目景の才能があってこそだ。
2023/06/10
イーダ
浴衣は女性を三割増しで綺麗にするんですよ。恋愛模様がかなりややこしくなってきている。というか、ほぼアンジャッシュ状態?
2023/11/21
どんぐり@京都の何処かで
なんでしょうか、このノスタルジックでふわっとした気分になる源は。冬目さんの作品はやはり雰囲気ですね。イエスタデイの頃からやられっぱなし。今回定番の黒髪長髪美人枠とだいたいヒロインショートカットの表情豊か系枠は姉妹。しかも仲良し。古本屋さんのすえた匂いが漂うような画力、どーなってるの?と次の読めそうで読めない人間関係。でも結局冬目さんの描く女性にやられて終わる自分がいる。がんばれ瞬くん!
2023/06/02
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