くちびるに歌を (3) (ゲッサン少年サンデーコミックススペシャル)

いわし

至高のパンツ漫画『今日のあすかショー』のモリタイシ先生作画だったため原作未読で手に取ったコミカライズ。というか初めて読んだ時には原作の中田永一が乙一の別名義と知らなくてですね。何なら当時は乙一も読んだことなくてですね、つまりは完全にパンツに釣られて読んだわけですけど、これがまたすごく良かった。瑞々しくもほんのり苦くてくすぐったいストーリーに可愛い絵。一応パンツも出てくるし、原作と作画の両方の良いところが魅力的な作品。今初めて小説を読んでるとこで、小説だとコトミ派なんだけど漫画だとナズナの可愛さが映えるな。

2020/07/28

たべもも

★★★★☆。合唱ｺﾝｸｰﾙの前日のｺﾄﾐの行動は｢ご乱心?｣と思ったけど最後の清々しい顔見て女は強いなと思いました。ｻﾄﾙの未来の自分への手紙の全文、諦めや切なさでいっぱいで苦しかったけど、合唱後の両親の表情を見たら｢大丈夫だよ!｣と言ってあげたくなった。ｻﾄﾙのお兄さんが引き出したﾅｽﾞﾅの思い出は泣けた。優しい良い雰囲気の終わり方。ｻﾄﾙの未来が明るいものになればいいな。

2015/03/12

ネロ

全三巻で綺麗にまとまっていて、原作の雰囲気も壊さない、いいコミカライズでした。優しい音楽がずっと流れているようなふんわりとしたイメージに癒されます。原作を読みたいけれど時間がないとき、内容を思い出したいときなどに最適です。

2014/11/14

おはじき

原作つきということもあるけど、全三巻という短さゆえの無駄のなさ。伏線がきれいに回収されて、あるべきところに物語が着地する。しかし、これだけ多様な女性が描けてて、作品と作者の距離感も心地よい（直接的に感情をぶつけない）のに、モリタイシ先生の過小評価っぷりはなんなんでしょう。

2014/11/08

椿

あとがきまんが、面白かったよ。もう一度、原作に目を通していろいろ確認してみたい。

2015/06/09