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ねじの人々 (2) (裏少年サンデーコミックス)

ねじの人々 (2) (裏少年サンデーコミックス)

ねじの人々 (2) (裏少年サンデーコミックス)

作家
若木民喜
出版社
小学館
発売日
2016-07-15
ISBN
9784091273635
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ねじの人々 (2) (裏少年サンデーコミックス) / 感想・レビュー

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トラシショウ。

積読消化。無責任な空気が産む多数決、挨拶の励行がやがて他人を監視しあうパノプティコン、相手不在でも成立するかの様な純粋理性恋愛、良し悪しではなく正しいか正しくないかで他人を叩き叩かれ炎上するSNS。他人への寛容さを持て、と言いながら別の他人への不寛容を押し付ける人々。何故人は考えるのか。歴史と文明を積み重ねても、世界は変わらず理不尽と不条理に充ちている。一巻よりも哲学を学ぶスタンスからは離れたものの、より身近な題材に寄せたアプローチで、正直今回の方が好みだし、何よりすこぶる面白い(以下コメ欄に余談)。

2016/09/08

あなほりふくろう

身近な事象から哲学を考える第2巻。「空気の多数決」「奴隷道徳」これはあまりに卑近でうわあってなる。彼らの「正しい」に根拠はあるの?あるように見えてるだけで実はからっぽなんだよ?。「パノプティコン」社会(規律・道徳)と自分の折り合い方。重要なのは嵐子ちゃんの腕章にネジがついていること。自分で考えて得た答えなのだからそれでいい。

2016/10/29

∃.狂茶党

みなれた周囲と自分を不思議なものとしてみる。 思春期にも、幼児期にもそのような時間はあったはずだが、多分成長の力が、事態を深刻にしない。 無意味な生命力が衰えてきたとき、意味への引っ掛かりを止めるものはないはずで、これは普遍だと思われるが、なぜかやり過ごすか、感じていない人も多いよう。 基本的なことで、基本的なことに(改めて)悩む。 その姿は共感を呼ぶ。 だって、悩むて全ての人に芽生えるはずの感情で、この人はそれを丁寧に扱ってるんだから。

2023/03/09

睦月

次で終わっちゃうのかぁ。残念。

2016/07/19

Leaf★Moon

マンガワンで3周以上したけれどまだ読みたいと思ったので1巻と同時購入。1巻よりも身近な話題で例えも分かりやすく、さらに面白くなっている。多数決、パノプティコン、奴隷道徳……。嵐子ちゃんのような考え方の人は多いと思うし、自覚しているのならそれは個人の答え。私も流されてしまうことが多いけれど、ねじを回すことをやめたくはないと思う。それにしても万子ちゃん可愛いなぁ。ヒトデはねじ付きなのに自由すぎて好き。3巻も楽しみ。(その前にマンガワンでの連載が楽しみ)

2016/10/09

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