漫画家本vol.2 皆川亮二本 (少年サンデーコミックススペシャル)
漫画家本vol.2 皆川亮二本 (少年サンデーコミックススペシャル) / 感想・レビュー
金目
大変勉強になりました。ベタなエンタメを描くのに、ものすごく真剣な作家なんですね。書きたいネタに振り回されるのではなく、原作者あるいは原案協力者とも折り合いを付け、漫画というジャンルにきっちり落とし込んでいる。アシで培った表現力に加え、こうして作品群を俯瞰して解説してもらうと、次々に新しい表現にも挑戦していることが分かり、頭の下がる思い。デビュー作は初めて読んだけど、あれ?ヒロインが普通に可愛い?と思ったら、神崎将臣の真似なのかな。目の描き方とか。まだあんまり読んでないダンテや過去作も読みたくなりますなー
2017/09/24
新天地
読めば読むほど皆川作品の名シーンが蘇ってきて熱くなる。本棚ひっくり返すの大変だけど読み返そうかな。一番印象に残ったのはベタとも言うべき展開をあえて描くというところ。王道やベタであることが実はかなり難しいことだと読む側もわかるだけに、それができる皆川先生の実力がわかる場面だと思う。一番好きなのは『D-LIVE!!』なんだけどみんな亜取さんの話が多くて烏丸さんの話を全然しなかったのが不満といえば不満。これからの『ダンテ』も俄然楽しみが増した。
2017/10/14
からすやま
安西信行先生、ARMSの「くれてやる」3連発を読んだときの素の反応を、読者を代表して皆川先生に届けてくれてありがとうございます。そんなめぐり合わせがあったなんて…サンデー作家、仲いいな!
2017/09/06
とんび
初期が神崎将臣っぽいなとは思っていたが「まだ自分の絵がないから、とりあえず真似しておこう」みたいなノリだったとは。思い入れが薄い割に再現度が高すぎるだろ(笑) 「俺の絵、真似すれば?」とか言い出すかんざきんも、相当なもんだが。
2017/12/07
S‐tora
◎ ファンブック。 漫画の技術論もさることながら、漫画家になることや、漫画を描くことへの熱い情熱まで書いてある。 漫画が好きなら絶対読んでおくべき本。
2017/09/30
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