探偵ゼノと7つの殺人密室 (2) (少年サンデーコミックス)
探偵ゼノと7つの殺人密室 (2) (少年サンデーコミックス) / 感想・レビュー
トラシショウ。
敵陣で孤立した民間軍事会社の小隊を壊滅に追いやった裏切り者は誰だったのかを問う前後編「水曜日の依頼人」、楽器を模した学舎が立ち並ぶ音大での不可能殺人「ミューズは死を歌う」、鬼首刑事の経験と観察眼が的中する「ホットドッグと銃弾」、ゼノの記憶に触れる「夢の景色」、そして新たな殺人密室を求めての寝台列車内での「溺死」を推理する「死を呼ぶ鉄路」の導入まで。大きな物語としての殺人密室と、これを単発や前後編などのショートエピソードを挟み連結する形で、個別のバラエティの豊富さが嬉しくなる作り(以下コメ欄に余談)。
2018/07/26
yk
第2の殺人密室はすごい壮大な仕掛けで、しかもそれって無理じゃね?という仕掛けでした。が、漫画なのでここまでやられてもちょっとおもしろかったぞ。
2022/01/05
ただの猫好き
◎。探偵の密室以外に解決した事件と音楽学校編。探偵の冷徹振りに、ワトソン役の暗殺者がよくあってるのが最高。肝心の推理内容はコナン映画みたい?
2022/04/07
junf
密室ばかりを追い求める話かと思ったら「水曜日の依頼人」、「ホットドッグと銃弾」という、密室以外の話を挟むことにより制約に縛られないバラエティに富んだミステリが楽しめる。
2019/09/24
ましたひ
再読。一言で物理トリックといっても、針と糸といったトリックだと「ふーん」って感じだけれども、「凶器は地球です」みたいな奴には心踊るので、この作品のトリックは大好物。
2020/01/09
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