なくてもよくて絶え間なくひかる (裏少年サンデーコミックス)
なくてもよくて絶え間なくひかる (裏少年サンデーコミックス) / 感想・レビュー
Hammer.w
どこかにあるシュールな笑い、テレビに出てる関取の名前が「馬ノ骨」がツボでした。登場人物の価値観も飛んでます。シュールなツボ、それが全てでもあります。宮崎夏次系(←漢字忘れてよく検索でなくなる)の作品で本棚がまた暖かくなりました。
2021/09/21
Bo-he-mian
夏次さんのファンを公言して幾星霜。安易な言葉で説明したくない、と感じる作品についに出会ってしまった。「ゴールデンユキコ」というイマジナリー彼女を心に生きてきた主人公が、ある日「五卯留伝有木子」という現実の少女と出逢い・・・と書いた時に人がイメージするものとは、たぶん相当かけ離れた作品(笑)。シュールな世界に変なキャラ。しかしそこに描かれた心の純度と透明感は独走状態。夏次さんの最高傑作かもしれない。しかし税別900円は高いッスよ小学館さん。いよいよ'90年代の頃の岡崎京子みたいな立ち位置になって来た感が…。
2018/08/25
ロア
女の子が可愛い。ひたすら可愛い。ただただ可愛い(*´ω`*)よって、大満足
2021/07/12
ふりや
主人公の高校生・並木登は想像上の理想の女性・ゴールデンユキコの事を想い現実逃避しているが、ある日同じ学校で自分の想像と同じ女性・五卯留伝有木子(ゴールデンユキコ)に出会う。二人の出会いから始まるシュールで切ない青春ボーイ・ミーツ・ガールストーリー。同級生の町山や竹智、登やユキコの家族など、脇には強烈な個性のキャラクターだらけ。果たして、ユキコは実在する人物なのか?登の想いは伝わるのか?宮崎夏次系さんの長編は初めてでしたが、とても素晴らしい作品で、読み終わった後にタイトルを見返して余韻に浸りました。
2020/07/31
Ex libris 毒餃子
夏次系先生は現実感があまりない作品が多いが、今作品はイマージナリーフレンズなのか現実の友人なのか最後まではっきりとしないまま話が進行していってなかなか怖かった。主人公の主観だけが現実的だったのだが、それがとてもリアルに描写されていて読者にリアリティを与えている怪作。
2018/08/29
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