勇者たち (裏少年サンデーコミックス)
勇者たち (裏少年サンデーコミックス) / 感想・レビュー
ぐうぐう
天丼である。物語は幾度も繰り返される。そこに意味がある。しかし、この天丼はスパイラルしている。ひと捻りする毎に、繰り返しは繰り返しのようでいて何かしら違っている。しかも、天に向かってではなく、地の底に向かってのスパイラルだ。そのうえ、捩れは最終的に始まりに繋がってしまう。そう、メビウスの輪。いつしか表が裏に、光が闇に、善が悪に、ファンタジーが現実に。稚拙さは周到に用意されたものであり、この作品の肝でもある。だから、油断ならない。見たままを信じるな。それはつまり、信じられるものがどこかにあるということだ。
2018/11/18
カラシニコフ
いにおはいにおだった。もうそれだけ。誰が誰の仮想敵? ★★★★☆
2019/01/28
Yuichiro Komiya
こういうのが読みたかった。
2019/02/09
GORIRA800
悪趣味というかシュールな風刺漫画 読み終えた時、みんな何ともいえない感想を持つと思うが言いたいことはぼんやりとわかるはず 勇者たちであった人たちの中からひとり敵とされて殺されてそれの繰り返し そしてまた別の軍団からは英雄も倒すべき悪とされてなんか勇者が悪の象徴になってる これはネットの風刺なのかそれとも国の風刺なのか 殺されたひとりの生物の首をささげて誇らしげに歩きそしてみんなからの大喝采 そこに至るまでに繰り返された同じような殺しの歴史思うととてつもなく狂気的
2021/05/28
江藤 はるは
もう、勇者しない。
2020/05/14
感想・レビューをもっと見る