さようなら女達 (フラワーコミックス)
さようなら女達 (フラワーコミックス) / 感想・レビュー
新田新一
高校生の時に『綿の国星』を読んで、大島弓子のファンになりました。この本は古本屋の100円均一コーナーで発見。昭和風のフラワーコミックスの装丁が良い感じです。漫画家志望の女の子が主人公の物語。鞠子は他の作品の主人公にくらべると普通の感じです。彼女の漫画にかける情熱はまぶしくて、大島先生もこんな感じで学生時代を過ごしたのかもと思いました。自分の身勝手な行動のために母が死ぬ場面は悲しいです。でもここで父と心が通じ合い、彼女が父を気遣うことにじーんとしました。古き良き時代の少女漫画のエッセンスを味わえる佳作。
2023/08/20
む
わたしもこんな女の子になりたかった
2009/10/07
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