風と木の詩(13) (フラワーコミックス)
風と木の詩(13) (フラワーコミックス) / 感想・レビュー
noémi
オーギュストは性格異常者だ。この作品を読んでいて改めて思うのだが、性的にまだ未熟な少年に性的な暴行を加えるということは、ある意味で彼を去勢して男ではないものにしてしまったのだ。美しく生まれついたジルベールが実の父親に9歳の時点でそんな暴行を加え続けられた結果、精神的にも肉体的にも男としてきちんと成長することができなかった。セルジュはこの負の螺旋から救おうと学園から逃げ出すことを考えるのだが…。手に汗を握って次巻へ。
2018/04/20
seka
実家から借り本
2021/04/11
感想・レビューをもっと見る