マンゴーの涙 (フラワーコミックス)
マンゴーの涙 (フラワーコミックス) / 感想・レビュー
未来
これが初の短編集ってすごいなあ。最近の作品の方が内容が丸くなっている印象を受けた。この短編集だとオチが衝撃的な作品も多い気がする、玉子王子とか。
2010/12/04
冬蔵
2話構成の表題作が良かった。ベトナムに住む兄妹の話。初期短編集とはいっても、デビュー作などは短編集2巻へ収録されているらしい。表題作以外は荒唐無稽な話が多いけれど悪くない。卵から生まれる人間「玉子王子」は、別の短編に描かれた木の実から生まれた男の話の、元ネタだろうか。木の実の男の方は人格のない者だったので、良い改変をしたのだなあと思う。玉子王子はちょっとうるさい。何にしても色々な作品があって面白い作家さんだ。
2014/09/13
±
ベトナムの義理兄のお話、女ホームレスのお話、ちょっとオサレな死神のお話。特にベトナムのチー兄の話が好きです。捻くれてガキっぽいのにどこか素直でまっすぐ。
2011/06/05
スターダスト
ベトナムの雰囲気がよく感じられた。スカートを大胆と捉えるあたりに若干のノスタルジーも感じる。短いページの中に、無理のない心理描写と展開が収められていて、読んでいて心地よいです。短編の上手い漫画家だなぁ。
2011/02/16
里希
表題作シリーズ。ベトナムを舞台にしたさわやかな恋愛マンガ。お兄ちゃんの馬鹿さとまっすぐさが愛しいです。不思議だったりもの悲しかったりシュールだったり。自分の世界を持った漫画家さんだなあと思いました。
2011/01/17
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