姫の恋わずらい (フラワーコミックススペシャル)
姫の恋わずらい (フラワーコミックススペシャル) / 感想・レビュー
あたびー
大好きなお菓子も食べられないほどの物思いに耽るお嬢様。その想い人(?)とは…同好の士なら「そうだろう、そうだろうとも」とうなずいてしまう表題作。その他柔らかい怪異や、怪異の香り漂うミステリーなど、7篇が収められています。舞台が現代のものでも、登場人物はどこかクラシックな衣装をまとい、事件は古い建物で起きる。大好きな羽津ワールド。
2021/10/05
ねこねこ
7篇の短編集。異国情緒と猫とファンタジーは、波津さんの鉄板✨「灰色の貴婦人」「異国にて」「遠い国から」が特によかった。クーニャンが可愛い❤️
2022/08/30
天の川
表紙のお嬢様、フロレンティナの頭にのっかっているのは緑のティアラではなく、カエルさん。何とも可愛く、上品なコメディは波津さんの得意分野です。猫に骨董、シノワズリ、エジプトとフルメンバー。日本を舞台にした作品がしっとりと情感豊かであるのに対し、イギリスが舞台のものは幸せな気分にさせてくれます。今回、表紙の左隅に、薔薇と一緒に中国の魔除けの桃が配置されているのを発見。私の読メでのアイコンだぁ♪とちょっと嬉しかったです。
2014/09/19
でんか
蔵書整理で再読中。作者さんのネコ愛にあふれた短編集。それはそれで楽しめます。
2017/10/19
蜜葉
再読。どれも好きだけど特に「闇色の宝石」「灰色の貴婦人」がお気に入り(^o^)やはり猫×男性の組み合わせは鉄板もの♪あと、表題作の眼鏡が落ちたら艶っぽい生物学者のラストシーンにきゅんとした。波津さんのイラストも登場人物もストーリーも色使いも、全てが大好き。何度読み返しても面白い短編ってまさに波津さんの作品☻
2014/03/07
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