失恋ショコラティエ (1) (フラワーコミックスアルファ)
失恋ショコラティエ (1) (フラワーコミックスアルファ) / 感想・レビュー
匠
以前から気になっていて、今期のドラマ化を機に読み始めてみた。チョコは食べるのもアレンジするのも大好きなのでショコラティエの仕事内容に一番興味を惹かれるんだけど、その視点でいくと経営手腕は主人公の爽太より薫子さんのほうがありそう。甘さ、ほろ苦さ、濃厚なコクやクリーミィーななめらかさ、チョコの持つそれらの特徴が登場人物達の恋心にも重なって面白い。で、誰に一番共感できるかというと自分の場合は、爽太がフランスでの修業時代に仲良くなって一緒に帰国したオリヴィエだなぁ。大人な六道もいい。サエコには拒絶感しか起きない。
2014/01/28
エンブレムT
この作品で描かれたチョコレート・・・存在感が抜群で、しかもなんだかエロイと思うのは私だけじゃないですよね!?(笑)・・・良くも悪くも「水城せとなさんだなぁ」と思う、一筋縄ではいかない恋愛物語。主人公・爽太は精神的にドMなストーカー気質で、彼に一途に思われるヒロイン・サエコは女子力の高い小悪魔系。やー、どっちにも共感できねぇ・・・と思いつつ・・・思いつつも引き込まれました。爽太がイケメンチョコレート王子として輝きだすのと、内面がドロドロに汚れていくのと、外側と内側の反比例っぷりがなんとも面白かったです。
2011/12/08
流言
アラサーなのに甘さを忘れない大人の? 少女漫画。アラサーにもなって高校生時代のガールフレンドに固執する爽太はお世辞にも褒められた姿ではないし、作中でもストーカー、キモいとまで言われている反面、料理人としても経営者としても優れている面が強調されていてリアリティは充分。爽太に妖精さんと賞賛され、ともすれば神格化されてしまいそうなポジションのヒロイン?、サエコさんも早い段階で「普通だ……!」と言われていたり、「サエコに夢見すぎ、現実はもっとドロドロしたものだ」と釘を刺す描写がある点もバランス感覚に優れている。
2013/05/28
いいほんさがそ@蔵書の再整理中【0.00%完了】
読友さんのご紹介**ネタバレ・恋愛**製菓の専門学生、爽太。彼は1つ上のサエコと交際中。あの手この手で彼女に好かれようと奮闘し、ついにチョコレートが大好きな彼女の為、想いを込めた手製の本気チョコを送るが・・・意外な結末が待っていた!?――素晴らしい作品を教えて頂き感謝!恋は素敵だがキレイなものじゃない!ハンパないドロドロ恋愛模様が眼前に踊りまくってますが、読後感が悪くないから驚き!純粋に相手を思うだけでなく、なんとか振り向かせようと必死に手を伸ばす彼の姿勢に好感。『意味のある恋』は良い表現、今後が期待大!
2012/10/21
まりもん
レンタル。読み友さんのお勧めでもあったので読んでみた。周囲の人がサエコさんとの恋に疑問符を持っているのに爽太は気にしないで自分のペースで恋に向き合っていることにビックリ。失恋をきっかけに本気でショコラティエになったそのパワーで人妻サエコさんをどう攻略していくのかなぁ。
2013/08/06
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