マンゴスチンの恋人 (フラワーコミックススペシャル)
マンゴスチンの恋人 (フラワーコミックススペシャル) / 感想・レビュー
匠
性分化疾患の男子、同性を密かに想う男子、男性恐怖症の女子、同性愛の女性教師といった4人をそれぞれ主人公に、1つの高校の中で少しずつリンクさせた彼らの恋愛短編集。LBGTIの5タイプが登場するので深くは掘り下げられていないものの、「好きな人に好きと言える」というシンプルなことがどれほど幸せか、そして誰かを好きになる恋心は性的マイノリティだろうがマジョリティだろうが同じ、という想いがすごく伝わってくるし、切なくも丁寧に描かれていた。高校生という不安定で繊細な時期が物語をより引き立てていてリアルだったと思う。
2013/11/09
まを
原作未読。でも面白かった。「テンナンショウの告白」が少女マンガ的完成度が高く思えた。実森 と葵の辺りは思春期のドロッとした嫌らしさが強くて、好き。マンゴスチンとヒガンバナは割と爽やか。セクシャルマイノリティの話題が笑われたりする教室のシーンがあったけど、それが現実だろうな。思春期の子たちがこういう作品に触れてくれたらいいな。原作も読んでみたくなった。
2013/11/23
しば
原作から、こちらに。少女漫画なんてほとんど読まないので、少し恥ずかしかった。私情。 話の順が変えてあり、とても少女漫画らしくなっていた。ミモの描かれ方が、少し想像していた美少女と違ったのが残念だったが、話から伝わる想いは同じ。
2014/11/06
セツナ
借本。インターセックスの人達の話。最初の話が凄く好き。テーマでの統一性があって、それぞれの話で主人公であるキャラクター同士の接点があって徐々に世界が広がって行く様子が素敵。全ての話に通じる伏線が最後の最後の話で回収されてスッキリした。私はこのコミックは文句無しに好きな作品でした。
2014/06/27
なつみん★
原作ありのマンガ。テーマが重いけどな…どれも最後は結局どうなるの?みたいなのが多かったが…小説もこんな感じなんかな。てか小説で読みたいな。
2013/11/20
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