中国の鳥: うるわしの英国シリーズ (フラワーコミックススペシャル)
中国の鳥: うるわしの英国シリーズ (フラワーコミックススペシャル) / 感想・レビュー
あたびー
全編赤毛のアンがうっとりしそうな膨らんだ袖のオンパレード。身分も容姿も申し分ない独身貴族のコーネリアス・エヴァンジェリーンや、預かり猫のヴィルヘルムなどを巡るヴィクトリア朝英国を舞台にしたほんのり幻想と東洋趣味が入る波津ワールドです。ファンタジー作家の家に逗留する不思議な客人たちを巡る「魔法意匠の庭」は古典的発端から幻想世界に至る素敵な作品。英国の屋敷を買ったアメリカ人一家の話はワイルド「カンタベリー屋敷の幽霊」を思わせます。
2021/10/06
みかん@道北民
図書館本。うるわしの英国シリーズ二冊目。相変わらず気に入った女性には振られるようです(笑)もあいっそほんとにローラを待ってはどうだろう。因みに一番好きなのはグレイ卿の幽霊のご一家です(^^)
2017/10/20
きーみん
ヴィルヘルムに会いたいな〜。
2010/08/25
cgatocairb
再読ー「グレイ卿の幽霊」がお勧め(*^o^*)アメリカ人新興成金一家が楽しい。「執事が付いていただけでもラッキーなのに幽霊まで高望みしちゃいけないわ」口絵イラストのレディのドレス裾で幸せそうな猫…おそらく生地は毛だらけであろう。主人公の父親とか、この世代の登場人物男女が好きだな〜。
2015/02/15
珂音
アメリカ娘の話が好き。陽気な成金一家に振り回され幽霊としての威厳が失墜したグレイ卿哀れ(笑)切ない話も好きだけどこんなのも良いな。
2012/09/11
感想・レビューをもっと見る