おぼっちゃまくん 傑作選 (1) (てんとう虫コミックス)
おぼっちゃまくん 傑作選 (1) (てんとう虫コミックス) / 感想・レビュー
Y2K☮
書き下ろしにLINEが出て来て驚いた。だからというわけじゃないけど既読の話もちらほら。でも感想が昔とは違う。噛めば噛むほど味が出る。まず昴田先生と袋小路くん。敵役だけどいま読むとサッパリしていていい奴だ。茶魔の他と違い過ぎる諸々の特徴を「全部好き」と言ってくれる美ボリンもいまならモテる。茶ンシー(キョンシー懐かしい)の息を止める件で爆笑し、よもやの結末に胸が詰まる。人の弱さや業を肯定し、笑い飛ばしてくれる開けっ広げな喜怒哀楽の嵐。中々陽の当たらぬ心の芯がほぐされた。人はこれでいい。これでかめへんばぁーい!
2016/11/29
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