ドラえもん物語 ~藤子・F・不二雄先生の背中~ (てんとう虫コミックススペシャル)
ドラえもん物語 ~藤子・F・不二雄先生の背中~ (てんとう虫コミックススペシャル) / 感想・レビュー
海猫
チーフアシスタントだった著者の視点から描かれる藤子・F・不二雄先生像。手塚治虫先生だと、面白い逸話が残っていたり、とんでもないエピソードが語られた本や漫画がけっこうあるけど藤子プロは?そういう疑問に答えてくれる一冊。藤子先生のアシスタントになる憧れは、私も子供の頃持っていたので、著者の立場に気持ちが入りやすい。弟子に対する指事や気遣いがしっかりした人だったんだなあ。自作を見せたら原稿にアドバイスが、びっしり書かれて返ってくるなど素晴らしいですな。多少、師匠贔屓で描いている部分はあるだろうけど、面白かった。
2020/03/06
のぶのぶ
私はドラえもんの映画、初作時に小学生。コロコロも読んでいた世代。むぎわらさんはちょっと歳が上。あこがれの藤本先生のアシスタントになり背景を描くことに。ドラえもんの熱いファンの知識が生かされる。好きなことを続ける大切さを感じる。単行本の表紙に手掛けたり藤本先生の死を乗り越えて漫画を描いたり小さい頃には想像しなかっただろう。藤本先生の読書量、映画LD、後輩たちへのアドバイスいっぱいのメモ。よいものを創造するすごさを感じる。先生とのエピソードも面白い。先生の家の電話がかわると、プッシュホンになったとは。
2018/04/14
KI
優しさから生まれた物語がドラえもんだった。
2019/08/14
宮城
ドラえもんが小学生の頃から大好きでした。 大学時代に「まんが道」を読み、ドラえもんの作者の藤本先生の温かい人柄を知り、藤本作品全部が好きになりました。 温かくて、ちょっぴり頑固。 そんな藤本先生が大好きです。 亡くなる前日の1996年9月22日の夜、「のび太のねじ巻き都市冒険記」を執筆中に机に突っ伏したまま意識を失ってしまうですが、命の炎を最後まで燃やして読者の為にドラえもんを執筆して下さったことに感動と感謝の念が湧き上がり、涙が止まりませんでした。 むぎ先生とのエピソードも微笑ましく、ますます藤本
2017/12/21
おくてつ
誰もが愛したドラえもん。その裏側を最後の愛弟子むぎわらしんたろうがコロコロコミックの40周年記念で描いたものを単行本化。 深夜番組で取り上げられているのを見て、気になって手に取りました。 藤子・F・不二雄との師弟愛にはほろりとする場面も。 本人の雰囲気がなんか雰囲気のび太に似ているなと思ったら、案の定ベトナムではのび太になりきったりもしていたのね。
2018/03/11
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