TVO 1 (ヤングサンデーコミックス)
TVO 1 (ヤングサンデーコミックス) / 感想・レビュー
虎師匠
再読。陰惨、凄惨な作風の作者にしては比較的珍しい、呪いや怪異等の超自然的な要素を含まない不条理や理不尽、社会の不合理やシステムにより追い詰められて行く人々を描く連作形式のホラー短編集。些細な不寛容や誤解、無責任や無関心が原因で行き着く先はどれもみな救いの無い結末ばかりで、恐怖と言うより陰鬱な印象が強い。多種多様な挿話が多いが、やはり初回の深夜放送の残酷ショーを無責任に楽しんだ若者に向けてTVの司会が「次の挑戦者はアナタです!」と告げた直後に、自室のドアがノックされる恐ろしさが群を抜いてるかなぁ。
2014/08/23
ガンドウ
惨劇館も相当あれだったけどこれも過激すぎ、今じゃ無理だろこれはw ただあの変な絵柄とか背景とか構図とかなんかいいんだよね。
2014/10/04
烏鳥鷏
ホラー短編集。とりあえずグロい目にあうだけという、あまり面白いアイディアのない話が多いが絵柄だけで怖い。「ゲーム脳の兄が妹を死なせてしまい、復活の呪文を必死で唱える」という話はホラー漫画界ではけっこう有名な気がする。あらすじだけ知ってたがはじめて読んだ。もっとうっかり死ならわかるが、巨大水槽を作ってそこに水死させるとか大掛かりだな
2019/04/28
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