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ストリッパー (1) (ヤングサンデーコミックス)

ストリッパー (1) (ヤングサンデーコミックス)

ストリッパー (1) (ヤングサンデーコミックス)

作家
山田玲司
出版社
小学館
発売日
1994-12-05
ISBN
9784091516114
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ストリッパー (1) (ヤングサンデーコミックス) / 感想・レビュー

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なる

全1巻という短いストーリーの中に、不安、不満、抑圧、選民意識、脱力感、悪徳、ネガティヴであるがゆえの美しさが詰まっている。ストリッパーとは油絵を溶かす薬液の事らしい。主人公は18歳にして人生を達観する。空虚な世界に、混沌とした未来に、空っぽの自身に。衝動的なモノローグはいつまでも心の奥で激しくリフレインして鳴り止まない。「余生が始まる気がした」ー限りなく毒だけれどある意味で薬でもあるなって思う今となれば。作者が美大出身というのもあるのか絵柄がとても印象的。特に結末に向けての衝動には絶対に心を揺さぶられる。

2020/10/09

ひこばえ

時代感が出てて面白い。いい意味で尖っている。たしかにこんな時期私もあったと思うが、ただ単に「青臭い」で言い終わらしたくないなぁ。全体が詩的。

2019/10/17

はりねずみ

久しぶりの漫画。面白くて一気読み。「何を捨て、どう生きるか」が、テーマ。自分、歳とってしまったなと思う。ずっと反抗的でいたい。反抗的だった高校生の頃の気持ちが、とても懐かしかった。主人公は受験を控えた高校生で、社会の建前や現実の歪みに対峙して葛藤しているのだが、これを青臭い高校生の物語だとして読んではいけない。若ければ若いだけ響く内容だろうけど。やんちゃな若い人を見かけたら、主人公らを思い出したい。モラトリアムという言葉が、一時の迷いでいずれ治る病気のように使われているのだとしたら、それはとても悲しい。

2016/06/09

DJ一戸建(北海道からデェース!)

ダークサイド山田玲司作品。先生いわくアリエネと対になった作品。これをへてのアリエネだと思いました。

2015/08/05

ジン

思春期に読むなよ。俺になるぞ。悪いことは言わない。やめておけ。人生を棒に振ってみるか?それほどの勇気はないだろう?知らずに触れてしまった人。ご愁傷様。作者で気づいて。

2010/06/01

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