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透明人間の失踪 (フラワーコミックス)

透明人間の失踪 (フラワーコミックス)

透明人間の失踪 (フラワーコミックス)

作家
吉野朔実
出版社
小学館
発売日
2003-08-23
ISBN
9784091670021
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透明人間の失踪 (フラワーコミックス) / 感想・レビュー

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アイアイ

サイコホラー短編集。荒んだ家族の中で閉鎖的に暮らす青い目の少年「霜柱の森」夢の女とオレンジの香り「アンナ・O」悩める美少女と花ばさみ「女子高生殺人日記」死んだ彼女と天使「粉ミルク」愛した男が偽名で詐欺師、女の大捜索が始まる「透明人間の失踪」振った女を殺そうと包丁を振りかざす主人公に両親と家族が明かした秘密「恋愛家族」▽図書館

2016/06/09

コリエル

再読。「霜柱の森」は「記憶の技法」に出て来た怜の少年時代のエピソードになっている。記憶の技法本編では彼にも帰るべき場所が生まれることになるわけだが、この時代の彼は新興宗教にかぶれた母親の薫陶を受け、「神」の視座でものを見る。どこか突き放したような、冷たいまなざし。怜が高校生になった時に見せた要素の萌芽を見つけられるようなエピソード。

2018/01/21

斑入り山吹

やはり表題作がインパクト強し。最後にああひねるか、って。ラストの話もお口直しでおいしいし。やっぱ吉野朔美は只者じゃないよねぇ。うん、うん。

2011/02/22

mino

自蔵書。サスペンス度高めの短編集。『世にも奇妙な物語』的な雰囲気?言葉のセンスが良くてグイグイ読めます。

2009/08/29

k

鋭く皮肉の効いた短編集。『記憶の技法』の穂刈怜(ほがり・さとい)が主役の「霜柱の森」を収録。

2022/02/07

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