電波の男(ひと)よ (フラワーコミックス)
電波の男(ひと)よ (フラワーコミックス) / 感想・レビュー
匠
それぞれコンプレックスを抱えた男や女を主人公に、幸せというものを追及した3つの短編集。どれもほんのりファンタジー要素が入りつつ、根底にはすごく生真面目でシリアスなものが流れており、そこが西さんの作品のカラーだよなぁとつくづく思った。何度か読み返すうちにどんどん味わい深くなっていく。そういう話が今まで読んだ作品にも多かった。3作の中では表題作が一番ヤキモキできて、その後の話も読んでみたくなった。
2013/08/06
ダリヤ
3作ともよかったけれど、波のむこうにと電波の男よがけっこう好き。「ブスは期待しちゃいけないのよ」そんなふうにおもわなきゃやってらんなくて、もっともっとふかいところにしずんでしまうきもち、わかる。電波くんもイケメンなのにキモがれてしまうのもなんともおかしい。西さんの作品は切り口がおもしろくって良い。
2014/09/02
まろんぱぱ♪
西先生らしくない(笑)王道な恋愛三篇。なんか、男の子の夢でもあるなぁ。タイトルの電波の男よが好きかな。浜子さんが、頑張ってていい(笑)
2017/06/18
フキノトウ
「波のむこうに」と「電波の男よ」が面白かった。たまにプッと吹きだす感じが好きです。あとがきにかえてがとっても面白かった。西さんは、魅力的な人なんだなと思った。
2014/04/22
ぴぽりこ
短編集あまり好きじゃないけど面白かったです。1,2話目は話の枠組みだけを見ると王道の様にも感じるけど、西先生の描き方で独特な作品になっていました。ノスタルジックにもファンタジックにも感じられる一冊でした。読んでみて良かったなぁ。
2016/05/18
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