KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

漫画家本special 吉田秋生本 (フラワーコミックススペシャル)

漫画家本special 吉田秋生本 (フラワーコミックススペシャル)

漫画家本special 吉田秋生本 (フラワーコミックススペシャル)

作家
吉田秋生
由木デザイン
出版社
小学館
発売日
2017-12-25
ISBN
9784091670793
amazonで購入する

漫画家本special 吉田秋生本 (フラワーコミックススペシャル) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

honoka

画業40周年!素晴らしい。それらを一生懸命頑張って詰め込んでくれた感いっぱいの充実本。故人を含め著名な作家様とのプレミアムトークなど興味深かった。「カルフォルニア物語」の連載をリアルタイムで一喜一憂して読んだファンとしては、この一冊、読んでも読み切れないものがあるなぁ。吉田先生が「過去の作品は忘れた」と仰るのに「読者は忘れられません!」と唸ったし再読したくなった。

2018/01/17

ぐうぐう

吉田秋生の画業40周年を記念したMOOK。冒頭の質問座談会で、これまでの自作について訊かれる度に「覚えてない」を連発する彼女に苦笑。そういう意味では、過去の対談は面白い。江口寿史との対談で、大友克洋の影響を訊かれ、意識してないと答えているが、その言葉をそのまま信用してはいけないだろう。伏見憲明と三浦しをんとの鼎談も興味深い。写真がまったく出回ってないので誰も気付かないとのことだが、昔はそんなことなかったよね。雑誌の対談やインタビューでは、普通に顔を晒していたもん。(つづく)

2018/01/06

buchipanda3

画業40周年を記念したファン向け本。その名も「吉田秋生本」と何とも直接的な題名。全ページカラーでイラストも多数と満足な内容だった。質問コーナーでは、過去作はすっかり忘れているいうことで中々苦しい受け答えに苦笑い。照れ隠しで忘れてるとか言ってると思ったら、他の対談の内容を読むと本当にきれいさっぱり忘れている風だったw。各年代の対談集も良かった。何でも明け透けに話していて面白い。こうしてみると絵柄は変わったけど作品の魅力はずっと同じように思えた。「楽園シリーズ」と「河よりも長くゆるやかに」が特に好きな作品。

2018/01/08

里愛乍

少女漫画まったくと言っていいほど読んでこなかった私でも知ってた読んでた吉田秋生。冒頭から始まる座談会最高です。BFアニメ化を受けて変な色気が出てたらどうしよと思ってたけど、そんな心配は全くの杞憂でした。ご自分の作品をその時全力で仕上げてその後は「知らない」「忘れる」そして後になってその作品を読むと「面白い」。「こうなってほしいと思う、その通りになるから」最高ですよ吉田先生!それにしてもBFラストの経緯は爽快だったな…他にも「バックレない奴」「たまたまな人間関係」など吉田節全開です。やっぱり大好き!

2017/12/30

阿部義彦

バナナフィッシュがアニメ化に?漫画家40周年を記念しての総集編。小学館からのフラワーコミックスの各巻の表紙とその内側に印刷されてる著者の近況報告まで拾い上げてるのには感心しました。デビュー作はメルヘンチックな寓話みたいな、一風変わった作品でしたね。私的には「十三夜荘奇談」がとても好きでした。そこからは、異国リアリズムの「カリフォルニア物語」アクション溢れる「バナナフィッシュ」言ってみれば少女漫画のタブーを破って新鮮な風を一貫して吹かせてきた秋生さん。今は鎌倉を舞台に群像劇。更なる活躍を楽しみにしてます。

2018/01/03

感想・レビューをもっと見る