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9月 -September- (1) (プチフラワーコミックス)

9月 -September- (1) (プチフラワーコミックス)

9月 -September- (1) (プチフラワーコミックス)

作家
西炯子
出版社
小学館
発売日
1991-07-20
ISBN
9784091720245
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9月 -September- (1) (プチフラワーコミックス) / 感想・レビュー

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かさお

空気だけ食べて生きていければいい 大好きな人とずっと一緒にいられるから。貴方の大切な人を死に追いやって どうして貴方と共に暮らしていけよう。汽車の小さな窓に貴方が僕を追う姿が見えた 喜んではいけないのに 涙は溢れる とめどなく溢れて流れて消える。西炯子、映画化された有名な作品より初期の抗う青くさい感じの方が好き。少年☓少年のプラトニック、恋うる気持ちはどうしてこんなに崇高に思えるんだろう。便利なグッズもない時代、肉体と頭脳を駆使してあらゆる出来事にぶつかってゆく様がやるせない。何十年経っても色褪せない

2021/12/11

扉のこちら側

初読。2014年1015冊め。表題作とのもうどこにも戻れないといった切なさがよかった。「一人で暮らす理由」も好きな雰囲気。私が本を読む理由もそうなのかもしれない。何かを埋めたいのかもしれない。

2014/11/04

patapata

西さんのキャラクターの中で、萩原屋〜のご隠居に並んで好きなお嶽さんこと嶽野義人のルーツが描かれています。 人が人との中で生きていく中で、人を大切に思えることの温かさや泣きたい程の喜び。だからこそ、同時に抱える喪失の痛みや孤独。それらを包括してなお人との中で生きていく…。 表題作の【9月】を読んでから【1人で暮らす理由】を読むと、お嶽さんにとって佐々木は過去の自分と同じなんだろうなと感じられます。痛みを抱えながらも、新たに大切に出来る人に出会えるからこそ、人は生きていけるのでしょう。何だか青臭い感想です

2011/07/10

あや

「いつかこんな日が」、おタケさん大学院生、ハッピーエンドと思わせてその先を考えると余計に切ない「一人で暮らす理由」、おタケさんの始まりの表題作収録。

2013/08/18

kalo

再読。繊細だなあ。良いマンガは時がたっても味わいがある。

2012/12/31

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